クラウンを程よい高さに抑えたモダンなトップハット。いつもの装いを上品に仕上げる。

帽子好きなら一度はあこがれるフォーマル・ハットの代表格といえば、シルクハットの別名もあるトップハット。男性の正礼装用の帽子ということで、抜群の存在感を誇ります。しかしその風格ゆえ、「普段使いにはちょっと・・・」と思われるのではないでしょうか。

TARDAN（タルダン）のModern Top hat（モダントップハット）は、トップハットのシンボルでもある円筒形のクラウンを、高さ抑えめに仕上げた一品。総裏地で革スベリも備えた、気品あふれるフォーマル・テイストはそのままに、気軽に取り入れやすいシルエットにまとめたモダンなトップハットです。

トップハットには、元々素材にビーバーの毛皮を用いたため「ビーバーハット」、その代替素材としてシルク（絹）が用いられるようになったことから「シルクハット」という別名もあります。明治時代以降の日本においては、後者の「シルクハット」という呼称が浸透し、フェルト素材が主流となった現在においても定着しています。

質感は、クラウン（頭頂部）、ブリム（つば）ともに、かっちりハードな仕上げ。短めのブリムは、オールアップに仕立てられています。ブリムエッジにリボンと同素材の布をあてて縫い込む「パイピング加工」も、上品な雰囲気を引き立てています。

帽体の素材に用いられているのは、100％のウールフェルト。表面には程よい起毛感があり、ウールフェルトならではのほっこりとしたあたたかさを実感できます。

また帽子内側には、総裏地を採用。おでこが当たる部分のいわゆる「スベリ」には革を用いています。「スベリ」には「ビン皮」という別名がありますが、これは伝統的ハットにおいて、このパーツに皮革素材が用いられていたことに由来するもの。クラシック・スタイルを踏襲した本格仕様となっています。

Modern Top hat（モダントップハット）は、フォーマルな服装と相性のいい帽子です。礼服などきっちりとしたフォーマルスタイルから、キレイめのスーツスタイルまで、幅広く活躍してくれます。特にテーラードスーツなどと合わせれば、格段に映えるでしょう。

また一般的なトップハットと比べて格式ばった印象が少ないので、ややカジュアル寄りのコーディネートに合わせてみるのも、楽しいかもしれません。

TARDAN（タルダン）のModern Top hat（モダントップハット）は、クラウンの高さを抑えめにデザインした、モダンなシルエットが魅力の逸品。さあ、あなたも、この新感覚のトップハットを取り入れて、新しい秋冬スタイルを見つけてください。