Ivy Slim Cap(アイビー スリム キャップ)W110455 グレー 詳細
ホンモノは、中身で勝負する。特殊な透湿性素材と耳あてで、アウトドアを快適に。
この帽子は、「内側」にポイントがあります。「このブランドのシンボルの一つでもある『折り畳み式イヤーフラップ』のこと?」 そう思われた方は、半分だけ正解です。
Wigens(ヴィゲーンズ)のIvy Slim Cap W110455(アイビー スリム キャップ W110455)の他にはない特色は、アメリカの「WLゴア&アソシエイツ」社が提供する「ゴアテックス」と呼ばれる特殊な防水透湿性素材を採用している点にあります。
「ゴアテックス」は、表地と裏地の間に挟み込まれる膜のようなもの。登山など本格的なアウトドア用のアウターウェア、レインウェア、さらには人工血管などの医療製品にも採用されているという特別な素材です。
従来のゴム製のレインウェアなどは、外側からの水(雨)を通さない一方で、汗など内側からの湿度を発散できないため、不快感があったり、むしろ身体が冷えてしまうなどの難点がありました。「ゴアテックス」は、外からは防水、内からは透湿という、従来は共存できなかった二つの性能を見事に両立させた画期的な素材なのです。
Ivy Slim Cap W110455(アイビー スリム キャップ W110455)は、伝統的なツイード生地の一つであるシェットランドツイードの帽体をベースに、こうした特殊な性能を誇る「ゴアテックス」素材を取り入れることで、機能性を飛躍的に高めたハンチングです。
表地の素材であるシェットランドツイードに用いられるのは、スコットランド北部のシェトランド諸島に生息する羊からとられる羊毛です。シェットランドウールは、弾力性、耐久性に優れた英国羊毛の中でも特に柔らかく光沢感があることが特徴。その質感は、アルパカの毛やスポンジに例えられることもあります。
こうした柔らかい毛質は、亜寒帯の厳しい寒さや湿度の高い気候、それに海藻を副食に採るなどの飼育環境によって生まれたものと言われています。また、羊の中でも体が小さく産毛量が少ないため、貴重な素材としても知られています。
Ivy Slim Cap W110455(アイビー スリム キャップ W110455)は、北欧スウェーデンの人気帽子ブランドWigens(ヴィゲーンズ)の代名詞とも言える、イヤーフラップ(耳あて)付きハンチング。スカンジナビア半島の厳しい寒さをしのぐ防寒帽にルーツをもつブランドらしい、実用性にも優れたアイテムです。
このイヤーフラップは、外側に出して使用する際はちょうど両耳が隠れるくらいの長さ。未使用時には内側にきれいに折り込まれます。その日の気温や天候条件に合わせて、2wayで楽しめる仕様となっています。
外観は、広めでフラットなトップにフロントパーツを合わせた、トラッドな一枚布風のフォルム。後方には3本のプリーツが入っています。イヤーフラップの縁部分は別布のパイピングで補強されています。また裏地には、サラリとした肌ざわりのいいポリエステル素材の生地を採用。快適な被り心地に配慮しています。
Wigens(ヴィゲーンズ)のIvy Slim Cap W110455(アイビー スリム キャップ W110455)は、キレイめのスーツから、普段使いのジャケパンまで、あらゆる秋冬コーディネートにマッチします。ぜひ、この逸品ハンチングを手に入れて、あなただけの個性が輝くベストスタイルを見つけてください。
創業1906年、時代を超える職人技。確かな機能性とデザインを誇るWigens。
Wigensは、1906年にオスカー・ヴィゲーンズ(Oscar Wigen)によりスウェーデン・トラノースで設立されました。
当時、その町では帽子とキャップの製造は伝統がある産業となっていましたが、オスカーの帽子に対する細部へのこだわりは抜きん出たものがありました。
その為、Wigensで働くワーカーは帽子産業の中で最高の職人だと称されるようになりました。
冬、凍えるように寒い北欧で、ヒツジの皮を使ってつくられた防寒帽を製造していたWigens。
やがてこの防寒帽が北欧各国の王室で用いられるようになると、同社の評判が増すとともに、ハンチング帽・サファリ帽・キャスケットなどに製造範囲を広げていきます。また、彼のリーダーシップにより、会社を帽子産業のトップ企業へと成長していきました。
「帽子界のロールス・ロイス」と称される、Wigensの卓越された帽子づくり。
本物のクオリティーを象徴する「Wigens」。Wigensの愛好家には、確かな機能性と作り込まれたデザインが混ざり合った至高の逸品を追い求めた人々が多くいます。
100年以上に渡り、Wigensは色褪せないファッションアイテムとして選ばれてきました。「帽子界のロールス・ロイス」との異名を持ち、その卓越された帽子づくりが評価されて、北欧から世界各国へ輸出されるようにりました。現在は、スウェーデンのウルリスハムに本社を構え、エストニアの工場で製造を行なっています。