世界の壁に絵を描くアーティスト、ミヤザキケンスケ

世界の壁に絵を描くアーティスト、ミヤザキケンスケ

国内外の被災地や紛争地などの壁に絵を描く「Over the Wall ~世界壁画プロジェクト~」の活動を行っているミヤザキケンスケさん。昨年のエクアドルプロジェクトの様子、今年のハイチプロジェクトへの思いなどをお聞きいたしました。


Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

エクアドルの首都キト、キトゥンベにある女性更生施設(女性刑務所)の壁画

壁一面の色とりどりの花々は、受刑者たちが一人一輪それぞれの想いを込めて描いたもので、その花をハチドリがプレゼントをくわえて行き来しています。ここで暮らす全ての人たちに幸せが訪れるよう願いを込めて描かれました。

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

「スーパーハッピー」な画家 ミヤザキケンスケ

ミヤザキケンスケさんの絵のテーマは「Super Happy(スーパーハッピー)」。「スーパーハッピー」は、説明がいらない世界共通のシンプルなテーマです。世界中どこに行ってもミヤザキさんの絵を見て、悲しい、寂しいなんていうネガティブな印象を受ける人はいないのです。

貧困や難民問題、刑務所など苦しい生活を余儀なくされている地域にある壁に、ミヤザキさんは「スーパーハッピー」な絵を描きます。辛い状況にある人々が、壁画を見ることで「スーパーハッピー」な気持ちになれるように。

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

エクアドルの女性刑務所に幸せを運ぶ壁画を制作

昨年は、エクアドルの女性刑務所にて壁画を制作しました。このプロジェクトは、日エクアドル外交関係樹立100周年事業として行われました。

この女性刑務所では、受刑者の子供たちも一緒に生活をしています。母親たちには、自分の思いや子供への思いを込めて、一人一輪花を描いてもらいました。40メートルに及ぶ壁は、60種以上の花々で埋め尽くされ、母親と子供たちの未来が明るく前向きになるような、鮮やかな壁画が完成しました。

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

エクアドルでは人の良さに感動

「エクアドルで印象に残っていることは何ですか?」と伺ったところ「エクアドルで出会った人たちの"人の良さ"」とミヤザキさん。ラテン気質で大雑把なイメージがいい意味で裏切られたという。慎み深いところや、オープンで協力的な姿、まじめで仕事に真摯に向き合う姿が印象的だったそうです。

パナマハット発祥の地、エクアドル。何世代にもわたって優れた加工技術を受け継ぎ、世界中の人々をうならせる美しいパナマハットを作り続けている秘密が、エクアドル人のその気質にあるのではないか……と、ミヤザキさんのお話から気付かされました。

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

ハイチの民話「魔法のオレンジの木」から構想を得て制作された原画。ハイチの人々にとって森は身近な存在ですが、伐採により多くが失われています。近年続いている自然災害も鑑みて、自然と共存するメッセージが込められています。©Over the Wall

今年はハイチ。病気で苦しむ人々をハッピーに。

今年は6月にハイチへ赴き、病院の壁画を制作します。ハイチは、国の財政難や安定しない政治、病気の流行、地震やハリケーンなどの災難が続き、多くの人々が辛く苦しい生活を余儀なくされています。

ハイチの病院では、患者やスタッフらと協力をして絵を描く予定です。病院の無機質な白い壁に描かれたカラフルなアートは、医療の現場をポジティブなものにし、人々に生きる希望を与えるものとなることでしょう。今からどんな壁画ができるのか、ミヤザキさんが現地の人々とどのような交流をされるのか、とても楽しみです。

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

ミヤザキケンスケ
1978 年佐賀県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。2006 年に始めたケニア壁画プロジェクトが注目を集め、世界中に壁画を残す活動「Over the Wall ~世界壁画プロジェクト~」を主宰。2016 年は東ティモール、2017 年はウクライナ、2018 年にはエクアドルに壁画を制作。今年は6 月末からハイチにて壁画を制作する予定。

壁画プロジェクトの活動で大切にしていること

ミヤザキさんは、壁画プロジェクトの活動をしていくにあたり「自分自身が絵を描きたいという気持ち」を一番に大切にされているそうです。

とかく国際貢献や慈善事業の部分がクローズアップされることが多い活動ではありますが「誰かのために」とか「良い事をしに行く」という点がきくなりすぎると苦しくなってしまう。自らも楽しんで、現地の人たちと一緒にいいものを作る。楽しむ気持ちを第一に持ち続けたいと語ります。

そんなミヤザキさんの楽しむという気持ちが、現地の人々にも伝わり「楽しい」「ハッピー」の相乗効果が生まれ、大きなパワーとなっているのでしょう。

チャリティー企画、限定ペイントパナマを販売

Over the Wall~世界壁画プロジェクト~

時谷堂百貨は、昨年に引き続き「ミヤザキケンスケ ペイントパナマハット」の販売を企画しました。ペイントパナマハットの売り上げは、全額「Over the Wall ~世界壁画プロジェクト~」に寄付をさせていただきます。

今年のハイチのプロジェクトは、グリーンがテーマ。壁一面を豊かな森として描くそうです。そのテーマをイメージさせるような、グリーンを基調としたペイントをミヤザキさんに描いていただきました。

各デザイン、1点のみの限定商品です。真夏の太陽に映えること間違いなしの「スーパーハッピー」なパナマハット。ぜひご注目ください。

ペイントパナマ
ペイントパナマ ペイントパナマ ペイントパナマ

VERDE(ベルデ)モデル
【完売しました】

Lサイズ

22,500(税込24,300)

ペイントパナマ
ペイントパナマ ペイントパナマ ペイントパナマ

HIERBA(イエルバ)モデル
【完売しました】

Lサイズ

14,000(税込15,120)

上記の2商品につきましてはご好評をいただき完売となりました。引き続きペイントパナマの企画は継続予定です。販売が決定となりましたら、メルマガ、SNSなどでお知らせをいたします。次回をどうぞお楽しみに。

ペイントパナマ

2018年ペイントパナマ

日本エクアドル国交100周年を記念した特別チャリティー企画のペイントパナマ。売り上げは全額「Over the Wall~世界壁画プロジェクト~」に寄付をさせていただきました。

2018年の記事はこちらから

ペイントされたHomeroOrtegaのパナマハット

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HIERBA(イエルバ)

HIERBA(イエルバ)

14,000(税込15,120)

春夏
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[在庫]  S : △ M : △ L : × XL : △

ありそうでなかった、フレッシュグリーンのパナマが新上陸。夏空に映えるカラーで、季節を思いきり満喫。

PALMA(パルマ)

PALMA(パルマ)

22,500(税込24,300)

春夏
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ブラウン×ナチュラルの落ち着いた外観だから、どんな服装にも合う。毎日のオシャレの質を高める一品。

SERI(セリ)

SERI(セリ)

20,000(税込21,600)

春夏雑誌掲載
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[在庫]  S : × M : △ L : × XL : ×

魅せ方は無限。定番の形だからこそ、あらゆる自由さを楽しめる!