UVケアは夏だけじゃダメって本当？

2021/09/07

夏の外出時、ギラギラの陽射しを浴びると、紫外線が気になってきませんか？

UVカット（UVプロテクト）の基本といえば、日焼け止め。今回は、そんな日焼け止めの上手な使い方と、使いすぎが心配な場合の対処法をまとめてみました。

日焼け止めの上手な使い方

UVカット（UVプロテクト）の目的で、日焼け止め効果のある化粧品、クリーム、ローションなどを使われている方も多いのではないかと思います。

ところで、こうしたUVケアなどの紫外線対策ですが、健康なお肌をキープするためには、夏場だけでなく、春夏秋冬、一年中行ったほうがよいことはご存じでしたでしょうか？

一年の中で、紫外線が最も強くなるのは、4月から9月にかけて。いわゆる春夏の時期です。一方で秋冬であっても紫外線の強い日はあるため、おでかけや行楽などで長時間外出する際には、適切な対策をする必要が出てきます。

また、ほぼ一日中室内（屋内）にいるからといって、決して油断はできません。実は、屋外の紫外線量を100％とすると、そのうちの80％ほどが屋内に入り込んでいるといわれています。室内に置いた本や家具などが日焼けすることがあるのは、こうした理由からです。

汗をかきやすい春夏であれば、UVカット（UVプロテクト）効果のある日焼け止めローションなどを頻繁に塗り直す必要がありますが、秋冬も、さらには屋内でもと言われると、あまりに多用することで肌荒れにつながるのではないかと心配になる方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのが、物理的に紫外線を遮断するアイテムとしての、帽子です。

かぶるだけで頭の温度を5～10℃ほど下げるとされ、熱中症対策としても効果の高い帽子ですが、つばの広め（大きめ）の帽子を身に着ければ、直射日光を適度に遮り、顔や首筋を紫外線から守ることができます。

また種類によっては、生地や繊維に特殊なUVカット加工（UVプロテクト加工）を施した帽子もあります。帽子屋さんで探す際には、商品に付けられたタグ（札）を参考にしたり、直接店員さんに尋ねてみてください。

帽子は、夏のおしゃれには欠かせないアイテム。帽子屋さんの店内であれこれと試してみるのも、楽しいひとときです。おでかけの際にサッとかぶれる帽子で気軽に紫外線対策ができるとすれば、とても便利ではないでしょうか。

帽子は、おしゃれでUV対策もバッチリ、まさに一石二鳥ですね。