帽子の洗濯ってどうするの?洗える?洗えない?そんな疑問にお答えします

2021/09/11

  • 帽子コラム


お気に入りの大切にしている帽子が汚れたらどうしたらいいのかわからない、そんなお声にお応えして、きれいに保つための方法をご紹介します。

まずは水洗い不可か、洗濯表示タグを確認

お手持ちの帽子に付いている、「品質表示タグ(洗濯表示タグ)」をご確認ください。

水洗い不可の表示があるものは、水に濡らすことが劣化の原因になりますので、後述する別の対策を行ってみてください。

水洗い可のものは、おしゃれ着用洗剤を使用しての手洗いが可能となっています。スベリ(帽子の内側に縫い合わせてある部分)や付属のアクセサリーなどに濡れても大丈夫なものが使われているか確認の上、洗濯しましょう。

洗濯可能な帽子に多いものとして、一部のキャップ類やニット(キャップ)帽やスポーツに用いる用途の帽子などです。素材は綿やポリエステルのものとなっています。

洋服などで「洗濯可能」となっているウールや麻の素材の帽子も洗えるかな?と思いがちですが、縮みやすい素材は水に濡れることで帽子を形崩れさせてしまいますのでご注意を。

洗える帽子って洗濯機でも洗える?手洗いの注意点は?

洗濯機可能な帽子も、帽子そのものの劣化を防ぐ意味でも手洗いをおすすめします。
洗濯可能な帽子の洗い方は少しのコツが必要です。

    手洗い可能なものは「手洗い表記」     

手洗い可能なものは「手洗い表記」がタグに記載されています。

用意するもの おしゃれ着用洗剤 汚れ落とし用歯ブラシなど
汚れのひどいものはつけおきしておくと汚れが落ちやすくなります。

  1. 目立つ汚れの部分に洗剤の原液を染み込ませて、きれいな布でたたくように馴染ませる
  2. 洗剤を入れた水の中で押し洗い(もしくは振り洗い)洗剤の分量は表示に従った分量で
  3. 乾いたタオルの上で水分を取る
  4. 水を取り替えてすすぐのを繰り返す
  5. タオルにくるんで水分を取る
  6. タオルや洗濯ネットを詰めて(ざるなども可)、形を整えて陰干し

洗濯できない帽子のお手入れは?

クリーニングも手洗いも不可表記の例     

こまめなお手入れが長くお使いいただくためのコツです。着用後に少しだけ手をかけてあげることで、汚れも防ぐことができます。

     
  • 着用後は乾かす
    乾かすことでカビや匂いの防止になります。臭いの気になるものは、市販の衣類用消臭スプレーなどをスプレーした布で内側を拭いた後、陰干しを。
  • 洋服ブラシでブラッシング
    ほこりや汚れを付着したままを防ぎます。主にフェルト・ファー素材のものには必須の方法です。
  • 別布で拭く
    額が当たるスベリ部分など、汗染みの気になる部分など水を含ませた布に汚れを移すような感じで軽くふき取っておきましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を薄めたものを含ませた布で拭きとってみましょう。拭いた後は風通しの良い場所で乾燥させてください。
  • スチームを当てる
    臭いを取ってくれます。帽子によっては、スチームを当てることで形が崩れてしまうものもありますのでご注意ください。

お気に入りの帽子が汚れてしまう前に

気に入っている帽子だからこそ、毎日被ってしまって汚れ方もひどい…。
そういった汚れを防止するおすすめアイテムが、帽子用汗止め消臭・制菌ライナー

帽子のスベリ部分の汗染みや、女性のファンデーションの付着を防ぎますので、このアイテムを取り付けるだけで大切な帽子を長持ちさせてくれる優れものです。

まとめ

洗えない素材の帽子も、日々のケアできれいに保つことが可能です。
ファー素材やドライ表記などのデリケートな素材のものは、帽子専門のクリーニング店に相談してみましょう。

大切な帽子を長くご愛用いただくために帽子のお手入れ・保管方法もご活用ください。

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