スタイリスト直伝！ オトナのメンズコーデ塾

梅雨の季節は、天気とともに気分もどんよりしがち。でも、大人の男性だからこそ、天候に左右されないスタイルを楽しみたいものです。
今回は、特におすすめするレインブーツブランドと、雨の日も快適でおしゃれに過ごせる1週間のコーディネートをご紹介。
雨の日でも気分が上がるコーディネート術をご提案します。

■ 雨の日に映えるレインブーツ3選

L.L.Bean（ビーンブーツ）

引用：https://www.llbean.co.jp/pages/beanboots.html
クラシックなデザインと堅牢な作りで、100年以上の歴史を誇る名品。ゴム×レザーのコンビが特徴で、アメカジ好きにはたまらない存在。どんな天候でも気兼ねなく履ける一足です。

Paraboot（パラブーツ）

引用：https://paraboot.shop/collections/men-boots
フランス発の老舗ブランド。もともと登山靴のブランドで、上質なリスレザーが多く使われています。
リスレザーのリスはフランス語でスムースレザーのことで、多くのオイルを含ませたカーフで、一般的な皮革よりも撥水性に優れています。
ノルウィージャン製法（ブーツの製法）上質なレザーにラバーソールを組み合わせた「全天候型革靴」として支持を集め、ビジネスからカジュアルまで、場面を選ばず活躍します。

HUNTER（ハンター）

引用：https://hunterboots.co.jp/
英国王室御用達ブランド。防水性・グリップ力に優れ、スタイリッシュな見た目も◎。チェルシータイプはスーツにも合わせやすく、街中での使用にも最適です。

■ 梅雨の1週間コーデ（5選）

【月曜日】品よくまとめるジャケパン×パラブーツ

アイテム：ネイビージャケット×白シャツ×グレースラックス×パラブーツ「シャンボード」
週の始まりは、知的でクリーンな印象のジャケパンスタイルで。
パラブーツの名作「シャンボード」は、上品なUチップながらラバーソール仕様で雨にも強く、濡れた路面でも安心。高級感と実用性を兼ね備えた一足です。

【火曜日】都会的アウトドアMIX×ビーンブーツ

アイテム：カーキシャツジャケット×黒Tシャツ×ブラックデニム×L.L.Bean「ビーンブーツ」
アメカジの王道、ビーンブーツをブラックデニムで引き締めれば、都会的なアウトドアスタイルに昇華。
カーキやブラウン系のアウターとの相性も抜群で、悪天候でもスタイリッシュに。ゴムとレザーのコンビが、雨に映えるブーツです。

【水曜日】爽やかシャツコーデ×パラブーツ

アイテム：白リネンシャツ×ベージュチノ×パラブーツ「バース」
気温と湿度が気になる日は、リネン素材で清涼感を。
パラブーツのローファー「バース」は、防水性のあるリスレザー製で梅雨にも心強い。ベージュのチノパンと合わせれば、品のあるカジュアルが完成します。

【木曜日】機能性×清潔感を両立したビジカジ×ハンター

アイテム：ブルーシャツ×グレーカーディガン×ネイビースラックス×HUNTER「オリジナルチェルシーブーツ」
スタイリッシュなチェルシー型のレインブーツは、ビジネスカジュアルにも取り入れやすい。
雨が強い日でも、ハンターのブーツなら濡れずに快適。シャツ×スラックスの清潔感を足元でほどよくカジュアルダウンできます。

【金曜日】週末モードのラフスタイル×ビーンブーツ

アイテム：ボーダーカットソー×カーゴパンツ×L.L.Bean「ビーンブーツ」
金曜日は、週末を見据えてラフに。カーゴパンツの武骨さに、ビーンブーツのクラシックなフォルムが好相性。
ブーツの存在感がある分、トップスはシンプルにまとめるのがコツ。カットソーの柄で遊び心をプラスすれば、大人の余裕を感じさせる週末スタイルに。

■ 雨の日コーデを格上げする「帽子」の取り入れ方

レインブーツと相性抜群のアイテムといえば、“帽子”です。雨傘だけに頼らず、帽子をうまく使うことで、コーディネート全体にまとまりが出て、スタイルに深みが加わります。
▷ 撥水キャップでスポーティに

キャップはカジュアル感が強くなりがちですが、ナイロンや撥水加工された素材なら、雨の日でも機能的。特にハンターのチェルシーブーツと合わせれば、都会的なスポーツMIXスタイルが完成します。
▷ ハットで大人の余裕を

中折れ帽やブリムが広めのハットは、ビーンブーツやパラブーツのようなクラシカルなブーツと好相性。コットンやウール混の撥水素材を選べば、雨対策もバッチリ。
特にリネンシャツやジャケパンスタイルの日にプラスすれば、一気に“こなれ感”が出て、周囲と差がつきます。

■ まとめ：雨の日こそ、自分らしいおしゃれを

雨の日はつい足元ばかり気にしてしまいがち。でも、大人の男性にとって重要なのは、「どんな天候でも自分のスタイルを貫くこと」。
レインブーツと帽子をうまく取り入れれば、梅雨の季節もファッションの楽しみは広がります。
今年の梅雨は、濡れない、崩れない、妥協しない。そんな“余裕のある男”を演出してみませんか？