2025年春・絶対におさえておきたい!大人の男の“名品”13選
ライター:真沙幸 監修:松はじめ
2025.05.25
春は、装いに“軽さ”と“抜け感”を取り入れたくなる季節。とはいえ、大人の男性にとって重要なのは、ただ流行を追うことではなく、自分らしい軸を持ったスタイルを築くことです。
この春、何を取り入れれば旬を感じながらも上品に仕上がるのか。
本記事では「2025年春・絶対におさえておきたい」大人の男性のための“名品”を13点厳選しました。上質さと実用性、そしてタイムレスな魅力を兼ね備えたアイテムばかり。日常に馴染みながらも、確実にスタイルアップが狙えるラインナップです。
1. ホップサックジャケット

春の定番ジャケットといえば、軽やかで通気性のあるホップサック素材が筆頭。シワになりにくく、さらっと羽織るだけで知的な印象に。ネイビーやグレージュならビジネスにもカジュアルにも使える万能カラーです。
2. リネンブレンドシャツ
春らしい清涼感を演出するなら、リネン混のシャツは外せません。コットンやテンセルとのブレンド素材なら、シワになりにくく着心地も抜群。ジャケットのインにも、1枚でも映える優れモノ。
3. ドローコード付きスラックス
センタークリース入りでキレイめ見えしながら、ウエストがイージー仕様のスラックスは、大人の余裕を表現する1本。グレーやベージュのニュアンスカラーも、春らしい柔らかな印象になるのでおすすめです。
4. プレミアム白Tシャツ
Tシャツこそ“大人の質感”が問われるアイテム。程よい厚みと光沢感があり、透けにくい生地を選ぶと◎。1枚でもサマになる白Tは、春の主役アイテムです。
5. ミドルゲージのカーディガン
朝晩の寒暖差がある春に、1枚羽織るものがあると安心です。クルーネックやジップタイプなど、自分のスタイルに合わせて選べるのも魅力。グレーやスモーキーな色味が大人っぽくまとまります。
6. スエードスニーカー
革靴よりも軽やかで、スニーカーよりも上品。そんな中間的な立ち位置にあるスエードスニーカーは、大人の休日に最適な足元。ニュートラルカラーならコーデを選ばず使えます。
7. レザートートバッグ
「きちんと感」と「抜け感」を両立できるのが、レザートートの魅力。PCや書類が入るサイズ感と、肩掛けできるハンドルが実用的。黒やネイビーも良いですが、春はグレージュやライトブラウンがおすすめです。
8. リラックスセットアップ
楽な着心地なのに、きちんと見えるセットアップ。伸縮性のあるジャージー素材や、涼しげなリネンライク素材が狙い目。インナー次第で印象が変えられる、応用力の高いアイテムです。
9. 薄手のステンカラーコート
春のアウターに悩んだら、まず選びたいのがステンカラー。軽くて持ち運びもしやすく、どんな服にも合わせやすい万能選手。膝丈&Aラインシルエットなら、今っぽさと大人の余裕を両立できます。
10. 本革のローファー
大人の足元に欠かせないのが、やはりローファー。スリッポン感覚で履けるのに、革靴の品格もある。カジュアルにもきれいめにも馴染むブラックやバーガンディが使いやすいカラー。
11. ニットジャケット
カーディガンとテーラードの“いいとこ取り”なニットジャケット。軽く、シワにもなりにくく、旅行や出張にもぴったり。ネイビーやチャコールなら、ビジネスカジュアルにも応用可能です。
12. シアサッカー素材のアイテム
凹凸のある生地感が特徴のシアサッカー。肌に張り付かず通気性も抜群なので、春から初夏まで長く活躍します。シャツやパンツはもちろん、セットアップで揃えるのもお洒落。
13. キャップ
春夏の日差し対策にも、お洒落のハズしとしても使えるキャップ。ツイルやリネン素材、レザー使いなど“品のある素材感”を選べば、大人でも違和感なく取り入れられます。
帽子と名品コーデのすすめ
ここまで紹介してきた“名品”と合わせて、帽子を取り入れたコーディネートでスタイルをさらに格上げしてみましょう。
たとえば、ホップサックジャケット×バンドカラーシャツ×スラックスのきれいめスタイルに、ツイル地のキャップを合わせると、都会的で洗練された印象に仕上がります。
逆に、リラックスセットアップ×白Tシャツにリネンキャップを組み合わせれば、大人の休日スタイルが完成。素材感を合わせることで、全体に統一感が生まれ、帽子が自然に馴染みます。
また、髪型が決まらない日やちょっとした外出時にも、帽子は便利なアクセントに。2025年春は、「あくまでさりげなく」「上品なデザイン」を意識して選ぶのがポイントです。
まとめ
今回ご紹介した13の“名品”は、どれも春の装いを格上げしてくれる優秀なアイテムばかり。トレンドに流されすぎず、自分のスタイルをアップデートするために、本当に価値のある1着・1点を選んでみてください。
そして帽子も、ただの小物ではなく、スタイリング全体に奥行きを加える名脇役。上手に取り入れて、春の大人コーデをもっと自由に、もっと上品に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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Writer執筆者紹介

松 はじめ
東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)