大人の夏を格上げする!2025年おすすめサンダル5選と帽子コーデ術

ライター:真沙幸 監修:松はじめ

2025.07.02

夏本番を迎えるこの季節、足元のオシャレにも気を配りたいところ。でも、「ビサンはちょっと……」「安いサンダルは不安……」と悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
今回は、今シーズン注目のサンダルを徹底的に比較しながらご紹介します。知る人ぞ知る新鋭ブランドから、定番のプチプラまで、実際に試着して厳選したおすすめをピックアップ。さらに、2025年夏のサンダルトレンドについても解説していきます。

PACO(パコ) – 原宿発・感度高めな新鋭シャワーサンダル

引用:https://www.ppaco.world/
まずご紹介したいのが、注目の新ブランド「PACO(パコ)」。
若者を中心に話題沸騰中で、感度の高い層はすでに注目しています。
原宿などでも見かけることがあり、20代から40代まで幅広い世代にマッチする万能デザインが魅力。見た目はシンプルながら、足を入れた瞬間にわかる美しいフォルムとフィット感が特徴です。
シャワーサンダルやスライドタイプの中でも、群を抜いてスタイリッシュ。
日本人の足幅にも配慮された作りで、まるでレザーシューズのような履き心地が楽しめます。
ソールはシャークソール風のブロックパターンで、滑りにくさとスタイルアップの両方を実現。
高さはあるのに“盛ってる感”が出過ぎない、絶妙なバランスです。さらに、アッパーの質感が秀逸。一体成型で切り替えがなく、レザー風の高級感が漂う仕上がりです。

ISLAND SLIPPER(アイランドスリッパ) – 上質スエードで魅せる、大人のビーチサンダル

引用:https://www.gmt-tokyo.com/blogs/feature/island-slipper-new-eva
次にご紹介するのは、知る人ぞ知るハワイ発のブランド「ISLAND SLIPPER(アイランドスリッパ)」。実は日本人が立ち上げたブランドで、スエードレザーを贅沢に使用したアッパーとインソールが特徴。ラグジュアリーな革靴のような履き心地を楽しめるビーチサンダルです。特にビットローファー風のデザインはクラシックかつ上品で、スラックスにもよく似合います。ゴールドの金具バージョンもぜひ展開してほしいと思うほど、夏のコーディネートに映える一足です。

サンダルに快適さを求めるならこれ一択!「TELIC(テリック)」のフリップフロップ

引用:https://telicofficial.shop/collections/sandal/products/w-strap-black

続いては、機能性重視の方におすすめの「TELIC(テリック)」から、トングタイプの『フリップフロップ』をご紹介。リカバリーサンダルとして知られるテリックは、特にダブルクラウドなど厚底ソールが特徴的なモデルが人気ですが、トング型も非常にバランスのとれた一足です。前傾のソール設計で足運びがしやすく、長時間履いても疲れにくいのが魅力です。
リカバリーサンダルといえば、ウーフォスやテリックなど海外ブランドが中心です。アメリカでは足の医療や履き心地に対する意識が高く、こういった機能性シューズの開発が進んでいます。そんな背景もあり、テリックのサンダルはコスパの面でも非常に優秀。初めてリカバリーサンダルを試す人にもおすすめです。

グルカの名作サンダル「Paraboot(パラブーツ)PACIFIC(パシフィック)」

引用:https://paraboot.shop/
次に注目したいのが、フランスの老舗ブランド「Paraboot(パラブーツ)」の『PACIFIC(パシフィック)』。グルカサンダルの傑作とも言えるこの一足は、しっかりとしたレザーの質感と重厚感のあるフォルムで、ジャケパンスタイルにも違和感なく馴染みます。レザーソールではなくラバーソールを採用しており、滑りにくくデイリーに使いやすい仕様。大人の夏スタイルに格上げを与える名作です。
さらに、ラグジュアリーかつアバンギャルドな存在感を放つのが、エルメスとユッタニューマンのコラボレーションモデル。こちらは受注生産が基本で希少性も高く、一見無骨な印象ながら、足を通すとわかる絶妙なフィット感と革のしなやかさが魅力。足元から“通な大人”を演出したい方におすすめの一本です。

希少性と芸術性を兼ね備えたサンダル「Hermès × Jutta Neumann(エルメス×ユッタニューマン)」

※※※画像ファイル※※※

ラグジュアリーかつアバンギャルドな存在感を放つのが、エルメスとユッタニューマンのコラボレーションモデル。こちらは受注生産が基本で希少性も高く、一見無骨な印象ながら、足を通すとわかる絶妙なフィット感と革のしなやかさが魅力。足元から“通な大人”を演出したい方におすすめの一本です。

サンダル+αコーディネート術:帽子とのバランスがカギ!

サンダルを主役にした夏コーデには、実は“帽子”の存在が欠かせません。特にローファー型やグルカサンダルなど、ややフォーマルな印象を持つモデルには、ラフィア素材の中折れ帽やリネンのキャップを合わせることで、抜け感と上品さのバランスが整います。
逆に、テリックやスポーティなトングタイプには、ナイロンやポリエステル素材のジェットキャップやバケットハットなど、少しカジュアルなものを選ぶのが正解。
「足元×帽子」の合わせ方を意識することで、全体のコーディネートに統一感が生まれ、大人の夏スタイルが一段と垢抜けます。

まとめ

今回ご紹介したサンダルはそれぞれ特徴がありますが、共通して言えるのは「大人が履ける品のあるサンダル」という点です。とくにレザータイプは、リゾート感とフォーマル感のバランスが絶妙で、今後の主流になっていくと考えられます。
「何を選べばいいかわからない」「人とかぶりたくない」そんな悩みを抱える方にこそ、今回のラインナップは参考になるはず。ぜひ実際に試して、自分の足元にしっくりくる一足を見つけてみてください。
この夏、あなたの足元が変われば、スタイルもきっと変わります。

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Writer執筆者紹介


松 はじめ

松 はじめ

東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)

リセット仕事服(技術評論社)