「季節の変わり目に悩むメンズ必見!春色のカラーコーディネート攻略法」

ライター:神田聖成  監修:松はじめ

2024.04.22

季節の変わり目は楽しみな反面、どんな装いが適切か悩みますよね。

特に冬は落ち着いた色のコーデが多かった分、春に色物を取り入れる勇気が出ない方も多いのではないでしょうか。

今回はこの春取り入れるべき春色カラーと、春物のコーディネートについて解説します。

2024年のカラートレンドも押さえることで、周りと差別化できる色物の使い方を身につけられるでしょう。

この記事の結論

・無理して春色を取り入れる必要はない
・春色カラーコーディネートの原則は、ペールトーンや明るいカラー
・2024最新のトレンドカラーは「青」「ベージュ」「グリーン」

季節の変わり目に春色を取り入れる勇気のない方へ

「せっかくの春だし明るい色の服を着たい」
「春色で周りと差をつけたい」

このように感じる方も多いでしょう。

ただ、暗い色の多かった冬物に慣れていると、なかなか春色を取り入れるのに抵抗がありますよね。

結論、無理に春色を取り入れる必要はありません。

なぜなら「季節感が合っている=おしゃれ」とは限らないためです。

色物を取り入れるよりも、サイズ感やアイテム選びの方がよっぽど大切といえます。

ただし、基本原則やトレンドに則って春色を取り入れるとおしゃれに見えやすいのも事実です。

「春色を取り入れる勇気が出ない」という方は、この記事で解説するポイントを押さえることで色物の失敗を防げます。

春色のカラーコーディネートの基本原則

春色カラーコーディネートの基本原則は「色を多用しない」ことです。

色物を取り入れる、となるとどうしても複数色を使いがちですが、複数色のコーディネートは難易度が上がります。

特に日頃色物を着ない方が複数の色を取り入れるとごちゃごちゃした印象になるため、注意が必要です。

ただし、以下は色としてカウントせず多用してもかまいません。

  • グレー
  • オフホワイト

またブルーやベージュも色物ですが、コーディネートに馴染みやすい色として知られています。

  • ブルーデニム+1色
  • ベージュスラックス+1色

上記はパンツとして使う場合に限り、他の色物と併用可能です。

まずは上記の原則に則り、1色だけ取り入れることを意識してみましょう。
最新!メンズファッションの春色トレンドカラー

2024年春のメンズ最新トレンドカラーは以下の3色です。

  • ブルー
  • ベージュ
  • グリーン

これらを取り入れることで、よりトレンドを押さえたコーディネートを組めるでしょう。

ブルー

ブルーは爽やかさや誠実さを引き立てるカラーです。

今季はサックスブルー・ライトブルーがトレンドであるため、シャツや羽織で取り入れられるとおしゃれ見えします。

ブルーを取り入れる際のポイントは以下のとおりです。

  • シャツやデニムに取り入れることで、簡単に馴染ませられる
  • こなれ感を出したいなら、羽織や肩がけに青を取り入れる
  • 他のアイテムは淡い色に合うカラーをチョイスする

ベージュ

引用:BANANA REPUBLIC

ベージュは他の春カラーとも相性が良く、雰囲気を柔らかくしてくれるカラーです。

主にパンツに取り入れることで、コーディネートをバランスよく見せられます。

ベージュをスタイリングに取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。

  • チノパンやスラックスで取り入れるのが、最も合わせやすい
  • ブルーやグリーンだけでなく、淡い色合い全般と合わせられる

春色以外の色も、ベージュと合わせることで春っぽく見せられるため、濃い色のデニムや秋に使ったニットを合わせる際にもおすすめです。

グリーン

グリーンはコーディネートの主役にも、引き立て役にもなれる万能カラーです。

上記画像のような渋めのグリーンだけでなく、薄いグリーンやカーキっぽいグリーンもコーディネートに取り入れやすいでしょう。

グリーンを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。

  • カーキに近い渋めのグリーンが、最もコーディネートに合わせやすい
  • 他アイテムの色の濃さに合わせることで、コーディネートに馴染む
  • 若葉のようなグリーンを取り入れると、春らしさを強く演出できる

ブルーやベージュとの相性も良いため、トレンドカラー同士で掛け合わせてみるのもおすすめです。

アイテム別、春色カラーコーディネート

ここではアイテム別に春色カラーのコーディネートをご紹介します。

  • トップス
  • アウター

トップス

引用:BAYCREW’s STORE

トップスのおすすめはブルーのシャツです。

細いストライプ柄のブルーシャツはコーディネートにも取り入れやすく、春先のコーデの主役になります。

ブルーシャツをコーディネートに取り入れる際のポイントは、以下の3つです。

  • 主役をブルーシャツにし、他の色はなるべくモノトーンで固める
  • 革靴やスラックスとあわせ、上品な印象で統一する
  • 羽織を肩がけすると、こなれ感がでて周りと差別化できる

まずは上記画像のように、黒のスラックス、革靴とあわせるのがおすすめです。

慣れてきたら羽織を肩がけするなど、自分なりのアレンジを取り入れてみてください。

アウター

引用:BAYCREW’s STORE

春は朝晩が冷える日もあるため、アウターが一着あると安心です。

春らしいアウターを取り入れる際は、カジュアルなライトジャケットやカーディガンを取り入れてみましょう。

今回はオリーブグリーンのライトアウターを紹介します。

上記アウターの魅力はカジュアルな印象と、襟元のブラウンのアクセントです。

アウターの印象が強いため、他のアイテムはモノトーンで統一するときれいにまとまります。

ハンチングキャップやレザーキャップとの相性も抜群のため、差別化したい方は帽子をあわせてみるのがおすすめです。

おすすめの帽子

Irish Linen Cap(アイリッシュ リネン キャップ) カーキ

LEATHER CASQUETTE(レザーキャスケット) SE740 ダークグリーン

まとめ

季節の変わり目に春色を取り入れたい方は、2024年のトレンドカラーを軸にアイテムを選んでみましょう。

  • ブルー
  • ベージュ
  • グリーン

上記3つのアイテムを選ぶことで、より今っぽく春らしいコーディネートを組めます。

まずは各カラーのおすすめアイテムやおすすめコーディネートを参考に、自分に合ったカラー・アイテムを取り入れてみましょう。

春色を取り入れる勇気がない方は、真似から始めるのも効果的です。

サイズ感やシルエット、色の使い方を真似ることで、だんだん自分にあう服装がわかってくるでしょう。

この記事で紹介した商品



Writer執筆者紹介


松 はじめ

松 はじめ

東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)

リセット仕事服(技術評論社)