Calro Beaver Schwarz(カルロ ビーバー シュバルツ) 詳細
一度触れれば誰もが魅了される、軽くなめらかな質感。逸品ビーバーフェルトハット。
一目でその違いに気づき、一度触れれば魅せられる、極上の質感。それが、ビーバーファーフェルトのハット。しっとりなめらかな肌ざわりもさることながら、細め幅で段巻き調に仕上げたリボンにはモダンなセンスも感じられる、ワンランク上の逸品です。
Zapf(ツァップ)のCalro Beaver Schwarz(カルロ ビーバー シュバルツ)は、最高級の帽子素材ビーバーファーフェルトを用いた、上品ブラックの帽体が特徴の一品。うっとりするほど軽くなめらかで、艶感のあるリボンもエレガントな、至高のフェルトハットです。
秋冬の様々なコーディネートに取り入れやすい、上品なブラックの帽体には、希少価値の高いビーバー毛100%のフェルトが採用されています。その潤いに満ちた心地よい感触は、ウール、ラビットといった他のフェルト素材を圧倒する上質感を誇ります。
上品な光沢をもつビーバーの毛は、かつてはヨーロッパの貴族・軍人が愛用した帽子や、英国紳士の象徴ともいえる山高帽にも、素材として用いられていました。アラスカ、北アメリカなど寒冷な地域に生息するビーバーの毛から作られた「ビーバー・ハット」は、その優れた防寒性や耐久性から、最高級の帽子として多くの支持を集めていたのです。
形状は、クラウン(頭頂部)トップのクリース(くぼみ)がまっすぐへこんだ、中折れハットの定番・センタークリース型。ブリム(つば)は程よい長さで、シンプルな切りっぱなしのブリムエッジもすっきりスタイリッシュな印象です。
ハットリボンはカジュアル寄りの帽子にもよく用いられる細幅のものが採用されていますが、程よい光沢のあるグログラン素材を使って、リボン本体とワタリ(結び目)ともに段巻き風の段差をつけた凝ったデザインに仕上げられています。
創業120年を超えるオーストリア屈指の老舗ブランドZapf(ツァップ)は、伝統のチロリアンハットづくりに代表される、同国に受け継がれた匠の技術に定評があります。
熟練職人の手作業による仕上げにこだわった上質なフェルトハットの数々は、絶妙なかぶり心地、王室の伝統をくむ気品、洗練のデザインで世界的な人気を集めています。
Calro Beaver(カルロ ビーバー)シリーズは、芳醇なブラウンのCafe(カフェ)、上品なブラックのSchwarz(シュバルツ)、洗練されたグレーのGrau(グラウ)の3色展開。いずれも定番のカラーで、取り入れやすいラインナップとなっています。
Zapf(ツァップ)のCalro Beaver Schwarz(カルロ ビーバー シュバルツ)は、高級なビーバー素材の魅力と、モダンなデザイン性を併せもったフェルトハットということで、キレイめのスーツから、普段使いのジャケパンまで、あらゆる秋冬コーディネートにマッチします。
「いつかはビーバー」という長年の夢を実現するなら、いまです。ぜひ、この逸品フェルトハットを手に入れて、あなただけの個性が輝くベストスタイルを見つけてください。
1893年創業、王室も認めたオーストリア屈指の老舗帽子メーカー「Zapf」とは。
今から遡ること百余年、1893年にオーストリアのヴェルフェン市で創業したZapfは、職人の手作業による伝統的な帽子作りを続けている歴史の深いブランドです。
当時ハプスブルク家統治下にあったオーストリアにおいて、わずか数社だけが、ウィーンの王室にサービスや産物を献上する特権を与えられていましたが、Zapfはその内の一社でした。1905年、その実力を評価されたZapfは、王室御用達メーカーとして表彰されます。
1991年にはオーストリア皇太子オットー・フォン・ハプスブルクの許可を受け、王室の名を冠に頂く「ハプスブルク・コレクション」を導入するに至ります。
Zapfの最大の特徴は、オーストリア伝統のチロリアンハットを帽子づくりのベースとしていることです。そのためZapfのハットの多くは、ブリム(つば)やクラウンがコンパクトであるため派手過ぎず、反面、色柄やデザインが豊富でファッションのアクセントとして小粒でも十分なスパイスを利かせるため、繊細で奥床しい美的感覚を持つ日本人にも被りやすい帽子です。
Zapfのハットは、伝統の技が生み出す高い品質、絶妙の被り心地、洗練のデザインと、あらゆる面において高品質で知られる数々のメイド・イン・ジャパン製品を見慣れた人々の目にも眩しく映ることでしょう。
日本の帽子ファンの方々に、磨き抜かれた職人の手業が光るZapfのフェルトハットをお届けできることは、当店にとっても幸運の極み。最高品質のフェルトハットがもたらす言い様のない満足感を、ぜひご自身でお確かめください。
丁寧な職人の手技で仕上げられる、チロリアンハットの技法を存分に活かしたZapfのフェルトハット。
チロリアンハットをはじめとするZapfのフェルトハットは、通常15の工程を経て生み出されます。原料として用いられるのは、主にヨーロッパから吟味の上で取り寄せたウールや兎毛のフェルトです。
高品質のフェルトを巧みに加工して仕上がるハイグレードなハットには、随所に職人の手業が光っています。まさに、オーストリアの伝統的な帽子づくりの技の結晶と言えましょう。
Zapfのフェルトハットは木製の型を用いて職人の手作業で作られています。その後のすべての工程も、職人の手によるものです。ハットのデザインは一つ一つが異なり、様々なモデルにおける一つ一つの工程をZapfは非常に重要視し、職人による仕上げにこだわっています。