帽子生地(帽体)の編み方や素材|帽子通販 時谷堂百貨 公式オンラインショップ

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帽子の生地(帽体)の編み方や素材の種類はどれだけあるの?

帽子の生地(帽体)の編み方や素材の種類はどれだけあるの?

こちらのページでは、帽子の生地(帽体)によく用いられる素材や、生地(帽体)の編み方についてまとめています。ぜひ、あなたの帽子選びの参考にしてみてください。

生地(帽体)の編み方

コットンツイル cotton twill

ツイルとは、織物の三原組織(基本の三つの織り)の一つである「綾織(あやおり)」の別名です。ちなみに、三原組織の他の二つは、平織(ひらおり)、繻子織/朱子織(しゅすおり)になります。

ツイルは、生地の種類ではなく、織り方の種類を指します。こちらで紹介する「コットンツイル」は、コットンを素材に用いた綾織の生地ということになります。織り目が斜めの畝(うね)状に見えることが、外見上の大きな特徴です。

秋冬物のアイテムとして人気のツイードや、カジュアルなボトムス・トップスでおなじみのデニム、ダンガリーもツイル生地の一種になります。

特徴1:しなやかな風合いと上品な光沢感

コットンを素材に綾織で仕立てるコットンツイル生地は、平織よりも柔らかく、しなやかな風合いに仕上がります。程よくハリがあり、肌ざわりはなめらか。上品な光沢感もあります。

特徴2:伸縮性に優れ、シワになりにくい

コットンを素材に綾織で仕立てるコットンツイル生地は、平織と違って生地自体に程よい伸縮性が生まれます。また平織の生地と比べて、シワになりにくいことも大きな特徴になります。

以上のような特長をもつコットンツイル生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、薄すぎず厚すぎずの程よい質感に仕上がるため、幅広いシーズンに対応し、様々なシーンで活躍します。

からみ織り leno cloth

からみ織りは「絡み織り」「搦み織り」とも表記され、別名として「綟り織り」「捩り織り」(いずれも読みは「もじりおり」)とも呼ばれる織物、またはその織り方のことです。

通常、もじり合った2本のタテ糸をヨコ糸にからませて織るため、密度がざっくり粗くなり、独特の隙間(すきま)ができて、通気性に富んだ仕上がりになります。

また、軽さ・張りにも優れており、隙間を活かすことで上品な透け感を表現することができます。

涼しげな外観で爽やかな感触があるため、シャツやタオルケットをはじめとした夏用衣料生地として人気があります。

着物・和服といった和装の分野でおなじみの、羅織り(らおり)、紗織り(しゃおり)、絽織り(ろおり)も、からみ織りの一種です。

特徴1:通気性抜群で涼しい、感触もさわやか

からみ織りは糸をからませて仕立てるため、生地に隙間が生まれ、通気性抜群に仕上がります。程よくハリがあり感触もさわやかで、夏物衣料品の生地として人気があります。

特徴2:上品な透け感があり、涼しげな雰囲気

からみ織りの生地の外観上の特徴は、独特の透け感があるということ。このため、まるで風が通り抜けるような涼感を演出することができます。程よい張りと上品な光沢感も魅力です。

以上のような特長がある「からみ織り」生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、春夏用のアイテムとしてはもちろん、頭の蒸れが気になる方にとってはオールシーズン対応のアイテムとして活躍します。

シアサッカー seersucker

シアサッカー(サッカー)は、生地表面に、縮みシワのある部分とない部分が交互にストライプ状にあらわれた、涼しげな薄手の平織物のことです。

英語では「seersucker」と表記されますが、これはペルシャ語で「ミルクと砂糖」を意味する言葉に由来するものと言われています。

生地表面に波状の凹凸感があることが、シアサッカー(サッカー)の特徴です。清涼感に富んだサラッとした肌ざわりで、シワにもなりにくいため、代表的な夏向き素材として用いられています。

元々はパジャマやシャツなどのカジュアルウェアによく採用されていましたが、最近ではややフォーマル寄りの夏用ジャケットやセットアップスーツにも使われるようになっています。

シアサッカー(サッカー)は、日本では「しじら織り」とも呼ばれます。徳島県の特産「阿波しじら」が古くから有名で、夏の着物・浴衣の定番生地として知られています。

特徴1:涼しくて、サラッと快適な肌ざわり

シアサッカー(サッカー)の生地は、表面に凹凸感があることが特徴です。生地と肌の接地面積が少なく、間に空間が生まれるため通気性に優れ、着心地はサラサラで快適です。

特徴2:夏らしい、さわやかで涼しげな雰囲気

シアサッカー(サッカー)の生地は、爽やかで涼しげな雰囲気が魅力です。また、元々表面に凹凸感があるためシワを気にする必要がなく、アイロン不要で持ち歩きにも便利です。

以上のような特長をもつシアサッカー(サッカー)生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、シャツやジャケットなどのアイテムと同様、コーディネートに取り入れることで、夏らしい爽やかな印象を上手に演出してくれます。

サーモニット thermo knit

サーモニットハット(サーモハット)とは、綿(コットン)、麻(リネン)、絹(シルク)などの天然繊維に、特殊な「サーモ糸」を加えて編み上げることで、通気性のよいメッシュ状ながら、程よくハリのある質感に成型した帽子のことです。

サーモニットハット(サーモハット)は、一般的な帽子と比較して、軽く涼しく蒸れにくいため、春夏物の帽子として人気のアイテムになっています。

サーモニットに用いられるサーモ糸には、熱を加えると形状を保持する性質があります。他の繊維とともに編み込み、金型に入れて加熱すればサーモ糸は硬化します。こうした性質を利用することで、サーモニットならではの柔らかいのにハリもある独特の質感が生まれます。

サーモニットやサーモ糸は帽子業界特有の用語で、主に春夏に着用する清涼感のある帽子の帽体や素材のことを意味しますが、アパレル業界全体を広く眺めた場合、「サーモ素材」というと冬場の防寒用の吸湿発熱繊維のことを指す場合があります。

どちらも似た雰囲気の用語になりますが、効用が「逆」になるため、少し注意が必要になるかもしれません。

特徴1:通気性に優れていて、蒸れにくい

サーモニットハット(サーモハット)は、隙間ができるようにメッシュ状に編み上げられているので、通気性が抜群です。蒸れにくく、暑さの厳しい夏場でも爽やかにかぶれます。

特徴2:軽いかぶり心地で、型崩れしにくい

サーモニットハット(サーモハット)は、他の素材の帽子よりも軽量になる傾向があるため、ストレスを感じません。また、型崩れしにくいので使い勝手がよいのも嬉しいポイントです。

以上のような特長がある「サーモニット」で作られた、キャップ・ハット・ベレー帽などの帽子は、春夏用のアイテムとしてはもちろん、頭の蒸れが気になる方にとってはオールシーズン対応のアイテムとして活躍します。

ドビー織り dobby

ドビー織りとは、ドビー織機(ドビー装置)で作られた織物生地のこと。小柄でリピート性のある連続模様や規則正しい幾何学模様が多く見られる、変わり織りの一種です。

ドビー織りは、やや光沢感のある上品な質感が特徴です。柔らかさ、通気性のよさも魅力として挙げられ、適度な凹凸感があり、サラッとしています。薄手のものでも厚手のものでも、ソフトで心地よい感触に仕上がります。

ストライプ柄、チェック柄、単調な花柄など、比較的シンプルで規則性のある模様を作ることができますが、ジャカード織りのような複雑な表現はできません。

ドビー柄のある織物を総称してドビー・クロスともいいます。ドビー柄をストライプ状にしたドビー・ストライプ、ポプリンにドビー柄を織り出したドビー・ポプリンなどがあります。

ドビー織りは、メンズの柄のあるワイシャツをはじめ、ブラウスやワンピースなどのレディースファッション、子供服、タオルやシーツなどにも使われています。

特徴1:さりげない柄感(小柄感)で上品さがある

ドビー織りは、ランダムで複雑な柄をつけることができない一方、細かくシンプルで規則性のある模様を表現できます。程よく光沢感もあることから、上品で高級感のある印象に仕上がります。

特徴2:程よい凹凸感と柔らかさで肌ざわりがいい

ドビー織りは、ベースとなる生地にさらに他の糸を織り込むことで、凹凸感や光沢感を表現できます。合わせる繊維によって、厚みや質感を調整できるので、幅広いアイテムに展開できます。

以上のような特長がある「ドビー織り」生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、合わせる繊維によって厚みや風合いを調整できるため、春夏物、秋冬物、オールシーズン対応と幅広く展開されています。

ラッセル編み raschel fabric

ラッセル編みとは、粗めのゲージで編むラッセル編み機で作られる編地の総称です。経編み(たてあみ)の一種で、ラッセル・ニットともいいます。

ラッセル編み機は、同じ経編みの代表であるトリコット編み機よりも、筬(おさ)の枚数が多く、左右の振り幅が大きいことが特長です。

そのためラッセル編みは、編み方の自由度が高く、編みながら様々な柄を表現でき、ジグザグ柄を代表に、多種多様でバリエーション豊かな編地を編むことができます。

薄手のレースやチュールから、厚手のブランケット、カーペットまで編めるため、幅広いアイテムに取り入れられています。

使用される素材は、ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維が中心で、天然繊維では綿(コットン)、麻(リネン)などが用いられます。

なお、名称の由来は、19世紀のフランスの女優ラシェル・フェリックスに由来するといわれています。

特徴1:柄の表現がバリエーションに富む

ラッセル編みは、多種多様な柄や生地を作ることができます。ラッセルレースのような薄手で繊細な生地から、ダブルラッセルメッシュのような厚みやクッション性を出した生地まで可能です。

特徴2:粗めの編み目で通気性に優れている

粗いゲージで仕上げるラッセル編みは、編み目がざっくり開いているので通気性がいいという特長があります。通気性のいい生地なので、衣料品に仕立てた際、快適に着用することができます。

以上のような特長がある「ラッセル編み」の生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、程よい通気性とクッション性のある生地で、主に春夏物やオールシーズン対応のアイテムとして展開されています。

シャンブレー chambray

シャンブレーとは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を1本ずつ交差させて編んでいく、平織り生地の一種で、経糸に色糸、緯糸には白糸(晒糸/さらしいと)を使って織り上げたものを指します。

色は薄めで上品な光沢感があるのと、霜のように白糸がぽつぽつと見える霜降り状のムラ感が特長です。

シャンブレーは薄手で軽く、その割には丈夫で通気性にも優れているため、春夏の衣料品の生地として重宝します。

素材としては綿(コットン)が用いられることが多く、他にも麻(リネン)や、コットンとリネンの混紡素材も採用されています。

シャンブレーの歴史は古く、フランス北部にある「カンブレー」という町が発祥の地といわれ、その町の名が名称の由来とされています。

似た雰囲気のデニム、ダンガリーとの違いは、デニムとダンガリーが綾織りであるのに対して、シャンブレーは平織り。デニムと比べて白糸が占める箇所が多いため、シャンブレーは、生地面の色落ちが目立ちにくいといった点が挙げられます。

特徴1:奥行きのある霜降り状の風合い

色糸と白糸で織られたシャンブレーは、霜降り調の風合いが特長です。このような色ムラは、先染めの織物でしか出せない魅力のひとつ。独特の淡い色合いで、落ち着いた雰囲気があります。

特徴2:上品さがある玉虫色の光沢感

平織りのシャンブレーはサラッとなめらかで上品。見る角度によって色合いが変化するような光沢感で、「玉虫色」を思わせる美しさがあります。ナチュラルなのにどこか華やかな雰囲気です。

以上のような特長がある「シャンブレー」生地を使って作られた、キャップ・ハットなどの帽子は、薄手で軽く、その割には丈夫で通気性にも優れているため、主に春夏物のアイテムとして展開されています。

パナマハット(パナマ帽) panama hat

夏の帽子として人気のパナマハット(パナマ帽)には、いくつかの編み方があります。

まず代表的なものが、「網代編み(あじろあみ)」と「石目編み(いしめあみ)」です。網代編み(あじろあみ)は目の詰まった編み方、石目編み(いしめあみ)は通気性を重視した編み方になります。この2つが、定番と言えるでしょう。

また、「かぎ針編み(かぎばりあみ)」「より合わせ編み(よりあわせあみ)」は、ざっくりとして風合い豊かな質感で、夏らしい雰囲気を引き出した編み方になります。

この他、「柄編み(がらあみ)」「透かし編み(すかしあみ)/飾り編み(かざりあみ)」「ケーブル編み(ケーブルあみ)」など、独特なデザイン性を重視した編み方もあります。

特徴1:パナマの定番は「網代編み」と「石目編み」

多くの方が「パナマハット」と聞いてイメージするのは、網代編み(あじろあみ)か石目編み(いしめあみ)でしょう。ほとんどの高級パナマは、これらの編み方で仕上げられています。

特徴2:よりデザイン性を高めた特殊な編み方も

パナマハットには特殊な編み方を用いることで独特な柄や模様を表現したものがあります。定番にはない個性や遊び心を求めたい時、カジュアルスタイルに合わせたい時などに力を発揮します。

パナマハット 商品一覧


生地(帽体)の素材

トキヤ草(パナマ草) toquilla

トキヤ草(パナマ草)は南米エクアドル原産の植物で、いわゆるパナマハット(パナマ帽)の原料となるものです。

パナマハットは、トキヤ草(パナマ草)の葉を細く裂いた紐を編んで作られます。中でも、素材に天然トキヤ草を用いた伝統的なパナマハットは「本パナマ」と呼ばれ、他の草を使用したハットとは区別されています。

本場エクアドルで「トキージャハット」と呼ばれるパナマハット(パナマ帽)は、数世紀前、赤道付近に住むエクアドルの人々がかぶっていた、トキヤ草(パナマ草)で編まれた帽子がそのルーツとされています。

エクアドルでは、原料であるトキヤ草(パナマ草)の栽培から、茹で、乾燥、編み込み、脱色染色、成型、装飾に至るまでの全ての工程が、現地の熟練職人たちの手作業によって進められています。

特徴1:パナマハットの軽快なかぶり心地を生む

トキヤ草(パナマ草)は丈夫で軽い素材であるため、帽子として成型されたパナマハット(パナマ帽)も軽快なかぶり心地になります。暑さの厳しい夏にかぶるのに、ぴったりの質感です。

特徴2:無形文化遺産でもある伝統技術を支える

2012年、パナマハット(パナマ帽)はユネスコにより無形文化遺産に登録されましたが、丈夫で加工しやすいトキヤ草(パナマ草)も、こうした伝統技術を支える要素の一端と言えるでしょう。

パナマハット 商品一覧

麦わら straw

藁(わら)とは、稲・小麦などイネ科植物の茎を乾燥させたもの全般のこと。麦わらは特に、穂を落としたあとの麦の茎のことを指します。

麦わらは、麦作において発生する副産物として、燃料、飼料、工芸品、藁葺(わらぶき)屋根、生活用具などの原料としても利用されてきました。

麦わらが別名・麦稈(ばっかん)とも呼ばれるため、麦稈帽子(ばっかんぼうし)・麦稈帽(ばっかんぼう)ともいう麦わら帽子は、原料である麦わらを漂白または染色し、平たくつぶして真田紐(さなだひも)のように編んだものを材料とします。

それを専用のミシンで渦巻き状に縫い合わせて作ったブレードハット(braid hat)が典型例で、カンカン帽(ボーターハット、キャノチェ)もその一種です。

ストローハットのストロー(straw)とは「麦わら」のこと。ストローハットは、その名の通り、元々は麦わらを素材とする帽子のみを指し示す呼称でした。

しかし現在においては、麦わら以外の天然繊維や化学繊維を素材とするものであっても、形状や質感を麦わら帽子のスタイルに寄せて作られた春夏ハット全般を指して、ストローハットという名称が用いられるようになっています。

特徴1:俳句の夏の季語にもなっている風物詩

麦わら帽子は、通気性がよく、熱を遮断発散するため、夏の野良仕事や海水浴などによく用いられてきました。そのため、「麦藁(むぎわら)」は、俳句の夏の季語にもなっています。

特徴2:天然素材の帽子の元祖といえる麦わら

麦の藁(わら)を用いた本来の麦わら帽子は少なくなりつつあります。しかし、地球温暖化の影響もあり、天然素材の価値が見直され、紫外線を防ぐ実用品アイテムとしても注目されています。

ストローハット 商品一覧

ペーパー paper

ペーパーハット、ペーパーストローハットなどと呼ばれる帽子に使われるペーパー素材とは、いわゆる「紙」のことです。

品質表示としては、古くは「指定外繊維」、現在は「分類外繊維」で、「分類外繊維(紙)」「分類外繊維(ペーパー)」「分類外繊維(和紙)」と表記される場合もあります。

「紙」というと、おなじみの新聞紙、コピー用紙、メモ帳、ノートなどが思い浮かぶでしょう。手で簡単に破れるイメージがあるため、強度が心配になるかもしれません。

紙といってもあくまで紙繊維ということで、帽子、バッグなどのアイテムに用いられる素材としては、繊維を糸状に撚(よ)ったものになります。撚ることで密度が高まり、十分な強度を確保することができます。

紙繊維を原料とするペーパー素材の利点は、軽くて丈夫なこと、価格が安いこと、色が染まりやすく豊富なカラーが展開できること、などが挙げられます。

なお、ペーパー素材を用いたペーパーハット、ペーパーストローハットは、現代においては、広い意味での麦わら帽子(ストローハット)の一種と捉えられています。

ペーパーハットと麦わら帽子の違いは、だいぶ曖昧になってきているというのが現状です。

特徴1:軽くて丈夫、そして価格が安いこと

本パナマなどに代表される天然植物繊維と比較して手に入れやすいことから、リーズナブルな価格になっています。また、軽くて丈夫であるため、様々なアイテムに使用されています。

特徴2:色が染まりやすく豊富な色展開が可能

紙を原料とするペーパー素材は、その特性上、染色しやすいという点が特徴です。また、天然植物繊維では難しいような美しく珍しい発色が可能であるため、豊富なカラー展開が期待できます。

ストロー straw

ストロー(straw)とは「麦わら」のこと。ストローハットは、元々は麦わらを素材とする帽子のみを指し示す呼称でした。

しかし現在では、麦わら以外の天然繊維や化学繊維を素材とするものであっても、形状や質感を麦わら帽子のスタイルに寄せて作られた春夏ハット全般を指して、ストローハットという名称が使われるようになっています。

ストローハットは、編み込まれる素材が中空状で、軽量で通気性にも優れています。そのため着用時、帽子内側にこもりがちな熱や湿気を外に発散する効果があり、蒸れにくくて夏にふさわしい、清涼感あふれるかぶり心地を生み出します。

また、ざっくりと風通しを重視した、見た目にも涼やかな外観は、暑い季節のコーディネートを好印象に仕上げてくれます。

特徴1:伝統的なストローハットはブレードハット

伝統的なストローハットは、麦わらを平たくつぶして真田紐のように編んだもの(麦稈真田)を、さらに渦巻き状に縫い合わせた、いわゆるブレードハット。カンカン帽もその典型例といえます。

特徴2:広い意味でのストローハットは多種多様

軽量で安価で染色性に優れたペーパーストローから、アバカ(マニラ麻)・シゾール(サイザル)といった高級な天然素材まで、広義のストローハットとしては様々なバリエーションがあります。

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ラフィア raffia

ラフィアとは、マダガスカル島原産のラフィア椰子(やし)という植物の葉からとった繊維を乾燥させて、白っぽい紐状に加工した天然素材です。

ラフィア椰子は、アフリカやアジアの熱帯地域に広く自生しますが、アフリカ南東のインド洋上に浮かぶマダガスカル島のラフィアは、特に高品質とされています。

ラフィアは天然のろう分と油脂分を多く含むため撥水性があり、なめらかで柔らかく肌ざわりがいいことが特長。樹脂を含むことから防水性に優れ、他の繊維と比べて雨に強い点も魅力です。

ラフィアには特有の柔軟性があり、使うごとにツヤが出てしなやかになっていきます。また長く使い込むことで色合いに経年変化が出て、自分だけの風合いを楽しめるようになります。

バッグ、帽子を代表に、コサージュ、ラッピングリボンなどのクラフト材料としても使用されます。

特徴1:軽くて風通しもいい、夏にぴったりの質感

ラフィアには、柔らかくて肌ざわりがよく、適度な油分を含むため、細工を施しやすいといった特徴があります。また軽量で、風通しがよく蒸れにくい、夏らしく涼しげな風合いが魅力です。

特徴2:使い込むほどに経年変化で味わいが出てくる

ラフィアは使うほどに艶(つや)が出て、時間の経過とともに手になじみ、自分だけのユニークな一品に仕上がります。樹脂を含むため撥水性・防水性にも優れ、長く使うのに適しています。

フェルト felt

フェルトとは、動物の毛を圧縮してシート状に加工したもののこと。「フエルト」とも、また繊維を織ったり編んだりしないことから「不織布」とも表現されます。

哺乳類の毛の表面はウロコ状のキューティクルで覆われ、熱や圧力、振動を加えることでキューティクル同士が噛み合って離れなくなる、という性質があります。この現象を、縮絨(しゅくじゅう)もしくはフェルト化と呼びます。

こうした特性を活かし、獣毛を広げて圧力をかけ、揉んだり、巻いて転がしたりすることでフェルトが作られます。

フェルトハットに用いられる獣毛は、主にウール(羊)、ラビット(兎/うさぎ)、ビーバーの3種類。その中でも、ラビットファー、ビーバーファーから作られるフェルトは「ファーフェルト」と呼ばれています。

特徴1:低コストで生産でき、獣毛の特長を活かせる

フェルトは、紡績・織布などの工程を省いてシート状に加工でき、比較的低コストで生産できるという利点があります。そのため、獣毛ならではの、軽さ、なめらかさ、暖かさを活かせます。

特徴2:ランク付けは、ウール<ラビット<ビーバー

フェルトハットに使われる主なフェルト素材は、一般に、その獣毛の希少価値の高さから、ビーバーが最高級、2番目がラビット、それに続いて3番目がウール、というランク付けになります。

フェルトハットの素材と種類
フェルトハット 商品一覧

アイリッシュリネン Irish Linen

アイリッシュリネンとは、北部ヨーロッパ地方で栽培・収穫された亜麻を原料としたフラックスと呼ばれる繊維を紡いで織られた、天然素材の生地のことです。

アイリッシュリネンは、しなやかで繊細な質感をもち、他の繊維にはない優雅で奥深い光沢感がある、トップクラスの品質を誇る最高級リネン素材です。

肌ざわりはサラッとして心地よく、柔らかくてなめらか。上品な光沢感があり、吸湿性や速乾性にも優れています。

麻といえばチクチク、ザラザラとしたイメージがあるかもしれませんが、それらはリネンとは全くの別物。そんなリネンの中でも最高級といわれるアイリッシュリネンは、しなやかで肌に優しい質感を誇っています。

特徴1:熱を発散するため暑さの厳しい夏におすすめ

アイリッシュリネンは発散性に優れているため、それを素材に用いた帽子には、熱がこもりにくいといった特徴があります。陽射しが強く、暑さの厳しい季節にも快適にかぶれます。

特徴2:一流ホテルの寝具にも用いられるクオリティ

アイリッシュリネンは、汚れが付着しにくい素材でもあります。そのため一般的な衣類はもちろん、一流ホテルの高級寝具、高級ブティックの洋服の素材としても採用されています。

アイリッシュリネン特集 商品一覧

ハリスツイード Harris Tweed

ハリスツイードとは、スコットランド北西部のハリス島・ルイス島を起源とするツイード生地のことです。

アイリッシュリネンは発散性に優れているため、それを素材に用いた帽子には、熱がこもりにくいといった特徴があります。陽射しが強く、暑さの厳しい季節にも快適にかぶれます。

バージンウールを素材に島内で染色・紡績を行い、職人の自宅において手織りで(厳密には人力織機を使用して)仕上げられています。

受け継がれた伝統的手法で織られるハリスツイードは、数あるツイード生地の中でも品質が高く、ツイードの王様「キングオブツイード」と称されています。

ハリスツイードは、厚手でざっくりとした素朴な風合いが特徴で、丈夫であたたかく、防寒性にも優れています。

また、牧歌的・郷愁的な色合いも特徴です。ナチュラルで味わい深い、独自のカラーが魅力。そして質感も独特です。一般にケンプ(死毛)と呼ばれる短く太く硬い羊毛を混ぜて織られるため、手ざわりはやや硬めでざっくり。それゆえに、あたたかくタフに仕上がります。

特徴1:ざっくりと素朴な風合いで、丈夫で暖かい

ハリスツイードは、数あるツイード生地の中でも品質が高く、キングオブツイードと称されます。厚手でざっくりとした風合いが特徴で、丈夫であたたかく、防寒性にも優れています。

特徴2:牧歌的・郷愁的で、味のある色合いと柄

ハリスツイードは、多くが植物の根や苔などを原料とする植物染料を用いた、昔ながらの染色法を採用。そのため仕上がった色柄は、どこか牧歌的・郷愁的で味のあるものになります。

ハリスツイード特集 商品一覧

クールマックス COOLMAX

クールマックスは、米国に本拠を置くザ・ライクラ・カンパニー(ライクラ社)が取り扱う機能性繊維です。

1986年にライクラ社の前身であるデュポン社によって開発されました。なお現在ライクラ社は、中国の山東如意科技集団に買収され、その子会社となっています。

クールマックスの特長は、非常に優れた吸湿性、発散性、速乾性、通気性です。コットンの約5倍の速さで汗を吸収・蒸散するとされています。

それを実現するのが、細い溝のある特殊な構造のポリエステル繊維。この独特の断面構造が毛細管現象を起こし、生地に付いた汗や水分をすばやく吸い上げて蒸散させます。

その結果、常にサラッとドライな着心地をキープすることができます。汗をかいて服が肌に貼り付いたり、ベタベタして不快感があったりといった悩みを解消できるのです。

クールマックスは、スポーツウェア、夏の肌着、ビジネスシャツなど様々な衣料品に使われています。特に暑さの厳しい夏場に大活躍します。

特徴1:非常に優れた吸水速乾性でサラッと快適

クールマックスはその吸水性・速乾性により、サラッとした着心地が続くのはもちろん、水分が蒸発する際に気化熱(蒸発熱)として周囲から熱を奪うため、ひんやりとした涼感も得られます。

特徴2:スポーツや夏はもちろん、冬にも大活躍

クールマックスの吸水性と速乾性は、クーラーの効きすぎによる汗冷えの軽減にも役立ちます。また冬の雪山登山では、必要以上に体温を下げないための速乾性インナーとして重宝されます。

フラノ(フランネル) flannel

フランネルは、平織りや綾織りをゆるく織って縮絨をかけ、片面か両面を起毛させた毛織物です。薄手で柔らかく、弾力性・保温性が高いのが特長です。

フランネルの起源や名称の由来ははっきりしていませんが、一説には、16世紀のイギリス・ウェールズ地方まで遡ることができるとされています。

本来の素材はウールですが、厚地で毛羽がある綿素材を使用したものはコットン・フランネル、またはコットン・ネル(綿ネル)、単にネルともいいます。いわゆる「ネルシャツ」が代表例です。

フラノはフランネルの一種で、やや厚手でしっかりとした生地のこと。フラノはスーツ、ジャケット、ブレザーなどのアウター用の素材として用いられます。一見するとフェルトのような風合いがあり、軽くて保温性に優れているので、主に秋冬物を中心に採用されます。

フランネルは、シャツ、ワンピースが代表的なアイテムです。また、ボトムス、パジャマ、ブランケットなどにも使われています。

特徴1:生地面に起毛感があり、暖かく保温性に優れる

フランネルは、ウールはもちろんコットン素材のものも、生地面が起毛しているので暖かく、保温性に優れます。それほど重たくないのも魅力で、衣料品としてストレスなく身に着けられます。

特徴2:シャツやパジャマにも好適なやさしい肌ざわり

フランネルには起毛生地特有の柔軟性があり、やさしい着心地が魅力です。特にコットン・フランネルは、ウール素材と比べてチクチクすることがないため、シャツやパジャマなどに好適です。

コーデュロイ corduroy

コーデュロイとは、パイル織物の一種で、英国調のカントリージャケットの素材のひとつとしても知られる、縦畝(たてうね)のある起毛した綿織物です。

コーデュロイといえば、やはり畝(うね)が印象的。独特の凹凸感が特長です。生地表面には柔らかな毛羽が見られ、これが空気を蓄えるため、保温性に優れています。いかにも秋冬に活躍しそうな暖かな雰囲気があります。

畝の太さにより、鬼コール、太コール、中太コール、細コール、極細コールなどの種類があります。一般的に、太畝はカジュアルな印象、細畝は上品な印象になるとされています。

コーデュロイは、日本では「コール天(コールテン)」とも呼ばれる場合があります。由来は、畝を示す「cord」と、ビロードの和名である「天鵞絨(てんがじゅう)」を合わせたものといわれています。

カジュアルなイメージが強いコーデュロイですが、ウール、シルク、レーヨン、テンセルと綿の混紡など、程よい光沢感のあるエレガントなコーデュロイの開発も進んでいます。

特徴1:保温性が高く、ふわふわとした肌ざわり

コーデュロイは、畝の凹凸に空気を含みやすく、生地にも程よい厚みがあるため、保温性に優れています。畝の部分がパイルカットされていて、ふわふわとした手ざわりであることも魅力です。

特徴2:程よい光沢感があり、上品な印象を与える

コーデュロイのシンボルともいえる畝部分には立体感があり、程よい光沢感があります。また不要な毛羽を焼きつける工程により全体がきれいに整えられているため、上品な印象を与えます。

オーバーダイ overdye

オーバーダイとは、製品染めの一種で、染め上がっているものを再び異なる色で染め上げる、後染めの染色方法のことを指します。

長く使い込んだような色落ちを出すことで、ユーズド感やヴィンテージ感を効果的に演出することができます。また、元のカラーに別のカラーを乗せることで、通常の染色では表現しにくいような微妙な色合いを表現することができます。

例えばジーンズで、ストーンウォッシュを施したインディゴブルーのデニムをブラウン系・ベージュ系の色でオーバーダイ加工すると、白い横糸や色落ちした部分が染まって古着のような汚れた色合いを表現できたり、珍しいカラーリングのアイテムに仕上げたりできます。

帽子の分野におけるオーバーダイは、コットンオーバーダイなど、やや色落ち感があって長く使い込んだようなユーズド感やヴィンテージ感を出した生地を指すことが多いでしょう。

特徴1:長く使い込んだようなユーズド感がある

オーバーダイ加工を施した生地は、くたっとした柔らかい質感に仕上がり、長く使い込んだような色落ち感が出ます。帽子の場合は、気負いのない、普段使いに好適な雰囲気に仕上がります。

特徴2:通常にはない珍しいカラーリングを楽しめる

ジーンズの分野では、オーバーダイ加工で珍しいカラーのアイテムが作られることがあります。帽子の分野においては、斑(まだら)模様のような色彩に仕上げたアイテムが時折見られます。

リネトロン linetron

リネトロンとは、麻とポリエステルの混紡繊維の商標名です。消防ホースなどの消防用設備の製造・販売を行う帝国繊維株式会社が取り扱っています。

リネトロンを用いた合成繊維織物のうち、綾織り組織のものをリネトロンツイルと呼びます。

しわになりやすい麻(リネン)の欠点をポリエステルが補い、ポリエステルの吸水性に欠ける点を麻(リネン)が補うのが、リネトロンやリネトロンツイルの利点となっています。

主にメンズ向けの夏のシャツやジャケット、帽子などの素材に向いています。

特徴1:麻(リネン)とポリエステルの混紡繊維

しわになりやすい麻(リネン)の欠点をポリエステルが補い、ポリエステルの吸水性に欠ける点を麻(リネン)が補い、互いの特性を補完し合っていることがリネトロンの魅力です。

特徴2:メンズ向けの夏の衣料品によく用いられる

リネトロンは、麻とポリエステルの混紡繊維の商標名。消防ホースなどの消防用設備の製造・販売を行う帝国繊維株式会社が取り扱っています。主にメンズ向けの衣料品に用いられます。

モールスキン moleskin

モールスキンとは、やや厚手でモチッとした手ざわりが特徴的な綿素材です。

英語では「moleskin」と表記しますが、モール(mole)はモグラ、スキン(skin)は肌という意味で、モグラの毛皮に感触が似ているためその名が付いたとも言われています。

モールスキンは、19世紀初頭から20世紀半ば頃まで、主にフランスでワークウェアの素材として用いられていました。綿糸を高い密度で織り上げるモールスキンは、丈夫で耐久性に優れていたからです。

モールスキンの最大の特長は、産毛のような起毛。生地の片面だけではなく、表も裏も起毛させるように織り上げています。そのため生地には多くの空気を含み、保温性に優れます。

現代においては、実用的な作業着というよりは、一般的なジャケットやパンツなどの素材として知られています。

特徴1:まるで産毛のような起毛であたたかい

モールスキンの特長は、ぬくぬくとした暖かさ。その理由は、産毛のように起毛した生地にあります。両面を起毛するように織り上げているため、生地に空気の層ができ、体温をキープします。

特徴2:丈夫でありながら柔らかい肌ざわり

ワークウェアの素材だったというと、デニムやキャンバスのようなハードな質感を想像しますが、モールスキンは高い密度で織り上げられているので、丈夫でありながら柔らかい手ざわりです。

コットンワッシャー cotton washer

ワッシャー加工とは、水洗いしたり熱処理を加えることで、自然なシワやシボを寄せる「シワ加工」のことです。

生地や製品を洗うことで、風合いを柔らかくしたり、洗いジワを出したり、色落ちさせてナチュラル感を出したり、古びた感じを出したりします。

コットンワッシャー(綿ワッシャー)は文字通り、綿生地にこうしたワッシャー加工を施した生地のことを指します。

コットンワッシャー(綿ワッシャー)は、表面の独特のシワ感により、生地全体に立体感と表情が生まれます。ややくすみのあるカラーも相まって、味わい深い印象に仕上がります。

肌ざわりが柔らかく、しなやかで素朴な風合いであるため、シャツ、ブラウス、スカートなどの衣料品や、布団カバー、枕カバーなどの寝具に用いられます。

特徴1:クシュクシュとしたシワ感が味わい深い

コットンワッシャー(綿ワッシャー)は、自然なシワやシボを寄せるワッシャー加工による独特のシワ感が特徴です。これにより、ナチュラルで親しみやすいユーズド感を味わえます。

特徴2:やわらかい肌ざわりで、素朴な風合い

コットンワッシャー(綿ワッシャー)は、生地をワッシャー加工で洗うことで、肌ざわりを柔らかく、やさしい風合いに仕上げることができます。そのため、衣料品や寝具に好適です。

ペーパーヤーン paper yarn

ペーパーヤーンは日本語では紙糸と呼ばれ、その名の通り、紙で作った糸のことです。

糸にする紙の原料は、マニラ麻・針葉樹など。まず、そうした植物からできた木材パルプの繊維で紙を作ります。

紙を作る工程では、最終的に仕上げる糸の太さによって、紙の薄さを変えます。細い糸に仕上げる場合には薄くて軽い紙、太い糸に仕上げる場合には厚くて重い紙にします。

次に、こうして作られた紙をテープ状にカットします。これをスリット工程といいます。そして最後に、スリット加工したテープに撚りをかけて、糸状に仕上げていきます。

ペーパーヤーンは毛糸のような毛羽立ちがなく、サラッとした手ざわりが特長です。そして編み上げられたものは通気性に優れ、また原料が木材パルプであるため吸湿性・吸水性にも優れています。

こうした点は、特に夏用のアイテムとして好適な性質です。

特徴1:原料が木材パルプ紙ならではの軽さ

ペーパーヤーン(紙糸)は、木材パルプで作った紙が原料。その紙には目には見えないレベルで、無数の隙間が空いています。そのため他の天然繊維の糸と比較しても、だいぶ軽量になります。

特徴2:通気性、吸湿性、発散性に優れている

ペーパーヤーン(紙糸)は、木材パルプで作った紙が原料であり、通気性に優れています。また湿気をすばやく吸収し放出する性質もあります。こうした特性は、夏用のアイテムに好適です。

ドラロン dralon

ドラロンとは、乾式紡糸法という製法で作られた、ドイツ発祥のアクリル繊維です。

大きな特長として、乾式紡糸法で仕立てられるため、繊維の断面がドッグボーン(犬の骨)型になっている点が挙げられます。

この断面形状が毛細管現象を促すことで、コットン(綿)などの天然繊維と比較して高い吸汗性・速乾性・断熱性を発揮します。

またドラロンは、乾式アクリル繊維ならではのドライで爽やかな感触が魅力なのと同時に、通常のアクリル繊維と比べてソフトでやさしい風合いがあります。

ドラロンは、単体で用いてサラッとした質感を活かした春夏向けのアイテムとして展開される場合もあれば、コットン(綿)との混紡で柔らかなタッチや快適な着心地をより高めたオールシーズン向けのアイテムとして展開される場合もあります。

特徴1:吸水速乾に優れたサラッとドライな風合い

ドラロンは、コットン(綿)などの天然繊維に勝る高い吸汗性・速乾性があり、サラッとドライな感触が特徴。また通常のアクリル繊維と比べてしっとり感のあるソフトな風合いも魅力です。

特徴2:他の繊維との混紡によって快適さがアップ

ドロランは、単体では主に春夏向けのアイテムとして、良質な他繊維との混紡でより快適な着心地を追求したオールシーズン向けのアイテムとして、と商品展開に大きな可能性を秘めています。

UVカット UV protection

UVカットとは、有害な紫外線(Ultra Violet)から肌を守る機能のことです。

アイテムによっては、UVプロテクト、UVガード、単にUV加工、UV仕様などと呼ばれる場合もあります。

繊維や生地にUVカット性能をもたせる方法は、主に二つ。

ポリエステルなどの化学繊維では、酸化チタンや特殊セラミックの微粒子を繊維に練り込みます。酸化チタンや特殊セラミックには紫外線を吸収・乱反射させる効果があるため、肌に到達する紫外線の量を軽減することができます。

対してコットン(綿)などの天然繊維では、生地に紫外線を吸収する薬剤を付けることで、紫外線による肌へのダメージを減らす効果を加えます。

UVカット機能の繊維や生地は、パーカー、カーディガン、アームカバー、帽子、日傘など様々なアイテムに用いられますが、特に日焼け防止の目的もあることから、市場では女性向けのアイテムが多く展開されています。

特徴1:紫外線による肌のダメージを防ぐ

UVカット仕様の繊維や生地は、シミ、シワばかりでなく、皮膚がんなどの原因にもなるとされる、有害な紫外線から肌を守ります。紫外線遮蔽率、UPFなど、参考となる指数も存在しています。

特徴2:陽射しの厳しい夏場を中心に活躍

UVカット仕様の繊維や生地は、パーカー、カーディガン、アームカバー、帽子、日傘など様々なアイテムに用いられ、特に日焼け防止の観点から、女性向けのアイテムが多く展開されています。

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