帽子が似合わないとあきらめる前に!似合う帽子の選び方 | 帽子通販 時谷堂百貨【公式】

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帽子が似合わないとあきらめる前に!
似合う帽子の選び方

似合う帽子の選び方

「自分には帽子は似合わない・・・」 そんな声をよく耳にします。でも本当は、「帽子の似合わない男はいない」のです。

ちょっとした選び方・被り方のコツをマスターするだけで、あなたの帽子ライフは変わります。

選び方のコツを知ることで、「自分に似合う帽子がこんなにあったんだ!」と感動すること間違いなし。さあ、一緒に学んで、そんな感動を味わいましょう。

帽子が似合わないと感じる理由 4つの「ない」

選び方の落とし穴1「帽子のサイズが合っていない」 選び方の落とし穴1
「帽子のサイズが合っていない」

選び方の落とし穴1「帽子のサイズが合っていない」

家族や友達がかぶっている帽子を借りて、試しに頭にのせてみたことはありませんか? もしかしたら鏡の前で、「似合わないなあ」とタメ息をもらしたこともあるかもしれません。

それもそのはず。当然ながら、頭のサイズは1人ひとり違います。その帽子の持ち主とあなたも、頭回りのサイズは異なり、そのため最適な帽子サイズも違うのです。

帽子のサイズが頭に合っていないことは、帽子が似合わないと感じる大きな原因となります。

選び方の落とし穴1「帽子のサイズが合っていない」

帽子のサイズが大きすぎると、深くかぶりすぎてしまい見た目にも印象が悪いですし、ぶかぶかして安定感もありません。

反対に小さすぎるサイズの帽子を無理にかぶると、頭が締め付けられかぶり心地が悪く、頭の上にちょこんと乗せたようなシルエットになってしまいます。見た目も窮屈で、顔の幅が大きく見えてしまう場合もあります。

どんなにシルエットや色柄などのデザインが気に入った帽子であっても、サイズが合っていなければカッコよくは見えないのです。

しかし、たまたま手にした帽子のサイズが合っていないがために、早々に「自分には帽子は似合わない・・・」と思い込んでしまうのは、とてももったいないことです。

選び方の落とし穴2「帽子が服装に合っていない」 選び方の落とし穴2
「帽子が服装に合っていない」

選び方の落とし穴2「帽子が服装に合っていない」

想像してみてください。きっちりとキレイめのスーツで上下を決めた紳士が、頭にストリート・ミュージシャンのようなカジュアルキャップを被っていたとしたら・・・。

あなたは、その帽子が彼に似合っていると思うでしょうか?

きっと全く似合っていないと感じるのではないかと思います。全体的にバランスが整わず、ちぐはぐな印象を受けることでしょう。つまり、帽子が似合わないと感じる原因には、顔型や体型以前に、そもそも帽子と服装が合っていない可能性があるのです。

選び方の落とし穴2「帽子が服装に合っていない」

帽子を選ぶ際、見落としがちなポイントが、「全身をコーディーネートするのがファッションの基本」であるということ。

つい顔と頭だけに注目してしまい、シックな服装に奇抜なデザインの帽子を合わせてしまったり、全身のカラーを統一しているにもかかわらず明らかに違和感のある色の帽子を選択してしまったり・・・。

トータルコーディネートを意識すれば、自然と似合う帽子を選べるようになります。方向性としては2つ、「手持ちの服から帽子を選ぶ」「被りたい帽子に合わせて服を選ぶ」。

簡単な選び方のポイントとして、帽子の色を、靴やバック、ベルトなどの色と合わせて統一感をもたせることで、無難で落ち着いた雰囲気に仕上げるという方法があります。

選び方の落とし穴3「帽子をかぶり慣れていない・見慣れていない」 選び方の落とし穴3
「帽子をかぶり慣れていない・見慣れていない」

選び方の落とし穴3「帽子をかぶり慣れていない・見慣れていない」

いつもの髪型やメガネを変えると、それだけで雰囲気が変わって、周りの人たちから指摘されたりしますね。

女性たちの間ではそうした変化にいち早く気づき、互いに褒め合うのが日常的な挨拶のようなものになっていますが、男性にとってはなかなか慣れないものです。なんとなく気恥ずかしかったり、照れくさかったりするのではないでしょうか?

帽子も同じで、あまり被ったことがないと「自分の帽子姿を見慣れていない」ということで恥ずかしくなったり、これまでにない自分のイメージに戸惑ってしまうことがあります。

そう、帽子が似合わないと感じる原因として、そもそも帽子を被り慣れていないということがあるのです。顔の近くにあるため、帽子姿の自分には違和感を抱きやすい傾向があります。

選び方の落とし穴3「帽子をかぶり慣れていない・見慣れていない」

しかし、他の人から見ると、それほど違和感がない場合も多いです。店員さんやご家族、お友達に見てもらいながら帽子を選ぶのも良いでしょう。

また帽子を被るのに慣れてくれば、どういった選び方・被り方が自分に合っているのかが分かるようになってきます。そして慣れていくうちに帽子がだんだん自分に馴染んでいきます。

まずはたくさんの帽子を試してみて自分に合うスタイルを知ること。そしてその帽子を毎日被ってみること。いずれにしても、まずは帽子に慣れることが大切です。

選び方の落とし穴4「いろいろな種類の帽子を試していない」 選び方の落とし穴4
「いろいろな種類の帽子を試していない」

選び方の落とし穴4「いろいろな種類の帽子を試していない」

例えば、ショッピングモールの小さな帽子コーナーで、似たような帽子をひとつふたつ手にとって被ってみただけで、「自分は帽子が似合わない」と思い込んでいませんか?

帽子には、形だけとってみても実に様々な種類があり、さらに季節ごとの素材をかけ合わせれば、そのバリエーションは無限大といっても過言ではありません。

それなのに、簡単に決めつけてしまうのは実にもったいないこと。例えばハットが似合わない人でも、ハンチングやキャスケットなら似合うという場合があるからです。

帽子が似合わないと感じてしまう原因として、そもそもいろいろな種類の帽子に出会っていないということが挙げられます。

選び方の落とし穴4「いろいろな種類の帽子を試していない」

まずは試着。先入観をもたず、自分の趣味ではない帽子も一度は試してみましょう。いろいろ試していくうちに、形、色など、選び方の「方向性」が見えてきます。

ショッピングモールやデパートの帽子コーナーでは、たくさんの帽子を一度に置くことができません。種類も、必然的に万人受けするようなアイテムに傾きがちです。

一方、帽子専門店の店舗は、比較的多くの種類があり、様々な帽子に出会えますが、店員さんからのプレッシャーが苦手な人には厳しい環境でもあります。

その点、おすすめなのは、種類が豊富で、一人でじっくり選べる帽子の通販サイト。試着・交換の無料サービスを実施しているネットショップもあるので、有効活用しましょう。

似合う帽子の選び方 4つのコツ

選び方のポイント1「ジャストサイズの帽子を選ぶ」 選び方のポイント1
「ジャストサイズの帽子を選ぶ」

選び方のポイント1「ジャストサイズの帽子を選ぶ」

あなたの選んだ帽子がジャストサイズでありさえすれば、それだけで顔回りと帽子のシルエットを最も美しく出すことができ、快適な被り心地を得ることができます。

似合う帽子の選び方の第一歩として、自分の頭のサイズを正しく測り、帽子のジャストサイズを知っておくことが大切です。

自分の頭のサイズを把握しておけば、帽子を選ぶ際にもスムーズに見つけることができるようになるので、購入する前に頭のサイズを測っておきましょう。

<帽子サイズの測り方>
帽子サイズの測り方

まずはメジャーもしくは平らな紐を用意し、以下を目安に頭囲を測ってください。

眉毛上1cmから水平に頭の後ろを通って、メジャーもしくは紐を一周させます。

そこに、ゆとり分として指1本程度、あるいは0.5~1cm程度プラスしたものが、あなたの帽子サイズになります。

▼無料メールマガジン、DM配布の登録で「頭囲測定専用メジャー」を無料プレゼント。

頭囲測定専用メジャー

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<サイズ調整テープの取り付け方>
帽子サイズ調整テープ

帽子はブランドやメーカーによって、サイズや仕上げに差があったり、同ブランド同サイズの商品同士にも個差がある場合があります。

自分の頭囲より大きめでゆるめの帽子は、フィット感がなく、被り心地が悪く感じることでしょう。

サイズ調整テープの取り付け方

こうした場合、スベリが付いている帽子であれば、サイズ調整テープによる微調整が可能です。

サイズ調整テープは、片面が接着面になっており、帽子の裏に貼るだけで、最大で約1cmほどサイズを小さくすることができます。

▼最大約1cm帽子のサイズが絞れる調整テープに、サイズ調整もできる汗止めライナー。

帽子サイズ調整テープ

帽子サイズ調整テープ

330円(税込)

選び方のポイント2「帽子と服装をトータルで考える」 選び方のポイント2
「帽子と服装をトータルで考える」

選び方のポイント2「帽子と服装をトータルで考える」

その帽子に合う服装はどういったものか考えながら、全身のコーディネートをイメージして選んでいけば、自然と似合う帽子と出会えるようになります。

初心者であれば、「手持ちの服から帽子を選ぶ」ことをおすすめします。よく着る服に合う帽子を選択すれば、自然と身につける機会が増え、帽子を被るのが楽しくなります。

上級者であれば、「被りたい帽子に合わせて服を選ぶ」という方向性もあるでしょう。新たな好奇心が刺激され、ここぞという場面でのオシャレを楽しめるでしょう。

いずれの場合でも、帽子を取り入れたトータルコーディネートで重要なポイントとなるのが「季節感」と「色合わせ」です。

選び方のポイント2「帽子と服装をトータルで考える」

まず「季節感」についてですが、春夏にはパナマやリネン素材のような涼しげなものを、秋冬にはフェルトやツイード素材の暖かなものを合わせるのが基本です。

帽子で季節感を取り入れると、いつもの装いが一段とオシャレに仕上がります。

次に「色合わせ」ですが、全身を2色か3色でまとめることを心がけてください。これにより、すっきりとしたバランスのいいコーディネートとなります。

また、靴と帽子、ボトムスと帽子、シャツと帽子、ジャケットと帽子など、コーディネートの中の1色を帽子で拾って統一感をもたせれば、簡単にオシャレな雰囲気を演出できます。

選び方のポイント3「帽子を被り慣れる・自分の帽子姿を見慣れる」 選び方のポイント3
「帽子を被り慣れる・自分の帽子姿を見慣れる」

選び方のポイント3「帽子を被り慣れる・自分の帽子姿を見慣れる」

かつて「眼鏡は顔の一部です」というCMキャッチコピーがありました。

メガネは顔の他の部位と同じように、人の顔の印象を大きく左右する要素であり、ファッションツールとしても重要なアイテムです。

そのため、メガネをかけている人にとって、自分のメガネ姿はとても自然なものです。しかし普段かけていない人にとっては、自分のメガネ姿はちょっと違和感があるかもしれません。

帽子というアイテムもこれとよく似ています。

普段あまり帽子を被らない人が帽子を被ると、見慣れていないため、どうしても「似合わない」と思ってしまいがちです。

選び方のポイント3「帽子を被り慣れる・自分の帽子姿を見慣れる」

しかし帽子は、メガネと同じように、身につけているうちに必ず慣れはじめます。

逆に、「帽子は似合わないから……」という先入観でかぶらないでいると、結局はかぶり慣れることができず、いつまでも帽子が似合わないようになってしまいます。

似合う帽子を選ぶためには、帽子自体に親しむことが大切。毎日かぶって、自分の帽子姿に慣れてみてください。

そして一つ自分にハマる帽子を見つけられると、さらに他のフォルムやデザインの帽子を被ってみたくなるという傾向があります。

そう、似合う帽子の選び方のポイントは、まずは「帽子を被り慣れること」。そうすれば、帽子が本当の意味で「自分のもの」になり、楽しさが広がります。

選び方のポイント4「たくさんの種類の帽子を試してみる」 選び方のポイント4
「たくさんの種類の帽子を試してみる」

選び方のポイント4「たくさんの種類の帽子を試してみる」

下の項目でご紹介するような、顔型や体型から「こんな人にはこんな帽子がオススメ」という傾向はあります。

しかし当然ながら、個人の好みなどもあり、なかなか単純な傾向通りにはいかないもの。そう考えると、やはり「実際に試着してみる」ことに勝る帽子の選び方はありません。

まずは、ショッピングモールやデパートの帽子コーナー、街の帽子専門店などで、気になる帽子をどんどん試着してみてください。一見、自分の好みではない帽子も、あまり先入観を抱かず試してみることが大切です。

ただお店は、店員さんからのプレッシャーが苦手な人には厳しい環境でもあります。

選び方のポイント4「たくさんの種類の帽子を試してみる」

その点、おすすめなのは、種類が豊富で、一人でじっくり選べる帽子の通販サイト。自宅のリラックスした環境で試着すれば、じっくりと帽子を選ぶことができます。

試着・交換の無料サービスを実施しているネットショップもあるので、有効活用しましょう。

時谷堂百貨の30日間満足保証
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顔型・体型で選ぶ帽子の選び方

顔型で選ぶ帽子帽子の選び方 顔型で選ぶ帽子

顔型で選ぶ帽子

一般的に帽子は、クラウン(頭の部分)が自分の顔の形と似ているものが似合いやすいと言われています。

丸顔の方はクラウンが丸みを帯びた帽子、角張った顔の方はクラウンが四角い帽子、…と、顔の形にシルエットが近いものを選ぶと、しっくり馴染みます。

例えば丸顔の場合、「丸顔が気になるから角ばったシルエットのものにしよう」と正反対のものを選ぶと、逆に顔の丸さが強調されてしまいます。この場合は、丸いシルエットの帽子を被る事で、帽子の丸みが顔の丸みを和らげてくれます。
逆に顔の形を強調したい場合は、自分の顔と逆のシルエットの帽子を選ぶといいでしょう。

シンプルに顔の大きさで似合う帽子を判断することもできます。ブリム(つば)が大きい帽子ほど、顔の大きさを包み込んでくれます。

【顔型別 オススメ帽子】ブリム(つば)のあるハット

「丸顔」に似合う帽子(ハット)

クラウンが丸い形や平たい形の帽子(ハット)がおすすめです。

「四角い顔」に似合う帽子(ハット)

クラウンが角張って四角く、ブリム(つば)は少し大きめの帽子(ハット)を選ぶといいでしょう。

「三角形や、大きめな顔」に似合う帽子(ハット)

クラウンが顔の幅より大きな帽子(ハット)を選んで下さい。ブリム(つば)も狭いものよりは大きめの帽子(ハット)を選びましょう。

「面長の顔」に似合う帽子(ハット)

細長いシルエットの帽子(ハット)がオススメです。帽子(ハット)を目深に被るとバランス良く決まります。

「逆三角形の顔」に似合う帽子(ハット)

比較的どんな帽子(ハット)でも似合う顔型です。顎がシャープな方は、クラウンの先が細い帽子(ハット)がオススメです。


【顔型別 オススメ帽子】ハット以外の帽子(ハンチング、キャスケット、ベレー帽等)

「丸顔」に似合うハット以外の帽子

固めの質感で仕上げた、トップにボリュームが出る帽子がおすすめです。トップにボリューム感を出すことで、縦の長さを強調し、お顔がスッキリと見えます。
平たく柔らかでボリュームの出にくい帽子を選ぶと、かえって顔の丸さを強調してしまいます。

「四角い顔、三角形の顔、大きめな顔」に似合うハット以外の帽子

しっかりと横幅にボリュームの出る帽子が似合います。横幅が顔の幅より大きな帽子を選んで下さい。帽子のボリュームが、エラや顔の大きさをカバーし、小顔効果をもたらしてくれます。
ボリューム感を潰さないよう、斜めに被る被り方もおすすめです。

「面長の顔」に似合うハット以外の帽子

ペタンと柔らかく高さの出ない帽子がおすすめです。質感が硬くトップにボリュームの出る帽子は、顔の長さを強調するため、平たい形の帽子を選びましょう。
被る際も、高さを強調しないよう、深めに被るようにしましょう。

「逆三角形の顔」に似合うハット以外の帽子

固めの質感で、小ぶりなデザインが似合います。横には広がらずに、トップにボリューム感のある帽子を選びましょう。頭頂部に丸みを出すことで、男性は顎をシャープに、女性は顎を華奢に見せることができます。ボリューム感を潰さないように被りましょう。

体型で選ぶ帽子 体型で選ぶ帽子

体型で選ぶ帽子

帽子を被りこなす為には、全身のバランスに気を配る事もおすすめ致します。全体のバランスを考えながら帽子を選びましょう。

体型別 オススメ帽子(ハット)

「スリムな方」に似合う帽子(ハット)

スリムなスタイルには、ブリム(つば)が小さ目のコンパクトな帽子(ハット)がオススメです。

「恰幅の良い方」に似合う帽子(ハット)

小振りのハットよりも、ブリム(つば)が大き目の帽子(ハット)が全体的にバランスが取れてオススメです。

「身長の高い方」に似合う帽子(ハット)

帽子(ハット)が小さく見え過ぎないよう、全体的にやや大きめの帽子(ハット)がオススメです。スリムな方には、ブリム(つば)が小さ目の帽子(ハット)も似合います。

「身長の低い方」に似合う帽子(ハット)

全体的にやや小さめの帽子(ハット)がオススメです。恰幅の良い方は、ブリム(つば)が大き目の帽子(ハット)も似合います。

上記の表は一例です。顔や体の特徴は様々であり、これらに当てはまらない方もいらっしゃいます。全体のバランスを調節しながら、様々な角度をお試しください。
最終的にはかぶってみないとわからないので、気になる帽子があれば、30日間返品交換保証を使ってぜひご試着を!

帽子を知ることは選び方を知ること「帽子パーツの名称」

似合う帽子の選び方のポイントとして、基本的な帽子用語を押さえておくことはとても重要です。

帽子店で店員さんに相談しながら購入する際も、ネットで情報を比較検討して購入する際も、帽子用語を知っておくと選び方がグンとスムーズになるからです。

特に帽子のパーツに関する用語は、専門家であればあるほど、無意識に当然のことのように使ってしまいがちです。

ここでは帽子のパーツの名称をまとめました。ぜひ帽子選びの参考にしてください。

クラウン クラウン

クラウン

帽子のリボンから上の山の部分、頭にかぶる部分を指します。帽子の全体の印象が決まる部分でもあります。

ハンチング、キャスケット、ベースボールキャップ(野球帽)などのキャップ系、ニット帽、ベレー帽などの場合でも、頭が収まる部分をクラウンと呼びます。

キャップ系などで、クラウンの部分を複数枚の布で構成している帽子の場合、その一枚一枚をレンゲ(ハギ)と呼ぶ場合があります。

トップクラウン トップクラウン

トップクラウン

主にハット系の帽子のクラウンの天井部分のこと。
単に天と呼ばれたり、逆にしてクラウントップと呼ばれることも。谷状に折れていたり、丸くなっていたり、平らになっていたりします。

トップクラウンの形状はかぶりの深さにも影響してくるため、外見ばかりでなく、快適なかぶり心地を左右する要素にもなります。

クリース クリース

クリース

多くの中折れ系ハットでトップクラウンに形づけられている「くぼみ」のこと。

まっすぐ谷状にへこんでいるものを「センタークリース型」、涙のような形にへこんだものを「ティアドロップ型」、へこみがありふくらみが菱形になったものを「ダイヤモンド型」、センタークリース型のくぼみの底部に「戻り」と呼ばれるふくらみがあるものを「クラシック型」と呼ぶ場合があります。

サイドクラウン サイドクラウン

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クラウンのうちトップクラウンを除く、帽子の側面部分を指します。腰と呼ばれる場合もあります。

凝ったハットリボンや羽飾り、春夏の帽子であれば飾り編み(透かし編み)が施されたものがあるなど、帽子全体の印象を決める大きなポイントとなる部分です。

フロントピンチ フロントピンチ

フロントピンチ

中折れ系のハットで、クラウン前部の両側のへこんだ部分のこと。ツマミ、デントとも言います。

ピンチの度合いは帽子によって様々ですが、鋭角なほどシャープでスタイリッシュな印象になります。

ツマミという名前でもあり、つまんで持ちたくなりますが、破けや型崩れの原因となるためおすすめしません。帽子を持つ場合はブリム(つば)を両手でそっと持つのが基本になります。

ブリム(つば) ブリム(つば)

ブリム(つば)

クラウンの下部から周囲に突き出て、日除けになる部分です。このブリムの広さ(長さ)も帽子の印象に大きく影響します。

上向きのものは「オールアップ」、下向きのものは「オールダウン」、前方が下がり後方が上がっているものは「スナップブリム」というスタイルになります。

またキャップ系の帽子の場合はバイザーと呼ぶ場合もあります。

ブリムエッジ ブリムエッジ

ブリムエッジ

ブリムエッジは、ブリムの一番外側の周囲のこと。様々な形があり、中にワイヤーが入っていて、自由に形をつけられるものもあります。

ブリムエッジをテープなどの別布でくるむことをパイピング加工と呼び、ホンブルグハットなどフォーマル系のハットで採用されています。

帽体 帽体

帽体

帽体は、元々は製造の現場で、帽子を作りやすい形に半成形した帽子材料のこと、つまり帽子の原型のことを指していました。一般的には、完成形の帽子で、リボン、スベリ、裏地といった付属物を除いた帽子本体のことを言います。

販売店の店員さんやサイトの紹介文で言及される場合は、帽子本体の素材や質感のことを指すことが多いです。

リボン リボン

リボン

クラウンの下端に巻かれた装飾用の帯布です。巻き、ハットバンド、テープ、ベルトとも呼ばれます。

クラウンとブリムの縫い目を隠すために付けられたのがその発端といわれていますが、クラウン、ブリムとともに帽子の印象を左右する重要な要素となっています。

帽体 ワタリ

ワタリ

リボンの結び目のところを指す言葉です。リボンに対して直角に巻かれた布で、紳士帽の場合、一般的に帽子左サイドに付いていることが多いです。

羽飾りやボタン、ロゴバッジなどのアクセサリーがあしらわれたり、ブランドのロゴが刺繍されていることもあります。ボウ、蝶と呼ばれる場合もあります。

スベリ スベリ

スベリ

サイドクラウンの裏側、ちょうど帽子の内側のおでこが触れるあたりに付けられた布のこと。安定した被り心地とサイズの伸び縮みや型崩れ、汚れを防ぐ等大きな役割を果たしています。

スベリは、かつては本革が一般的でしたが、汗で縮んだり、額に色移りしやすいので、現在は布製や合成皮革が主流。新素材を採用した吸湿速乾性のものもあります。

ビン皮、スウェットバンド、サイズリボンともいいます。

裏地 裏地

スベリ

帽子を汗や整髪剤などの汚れから守ってくれる部分。主に、冬はサテン生地、夏はメッシュ生地などが用いられます。

ブランドロゴなどをあしらった高級感あるデザインの裏地もあります。また手頃なカジュアルハットで、裏地が備えられていないものも数多くあります。

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